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キヤノン、1/1.7型CCD搭載の「PowerShot S200」

24mmからの5倍ズームレンズ

 キヤノンは、コンパクトデジタルカメラ「PowerShot S200」を9月中旬に発売する。直販価格は3万4,980円。

 東京、大阪、名古屋で開催する体験イベント「EOS 70D JAPAN PREMIER」の会場で実機を展示する。場所や日程はこちらを参照されたい。

 35mm判換算24-120mm相当F2-5.9の5倍ズームレンズを搭載するモデル。撮像素子は1/1.7型CCDセンサー。有効画素数は約1,010万。ISO感度は通常時ISO80-6400。

 PowerShot SシリーズはPower Shot S95までCCDセンサーを採用していたが、広角端24mm相当のレンズを組み合わせたモデルはこれまでなかった。同社はS200をPwerShot S120(同時発表)の妹分と位置づけている。

 上位機種のPowerShot S120と異なり、RAW記録には非対応。Wi-Fi機能やタッチパネルも省略している。

 映像エンジンはDIGIC5。連写速度は約1.9コマ/秒。クリエイティブフィルターを利用可能。

 最短撮影距離(レンズ前)は広角側3cm、望遠側30cm。望遠端でシャッタースピード3段分の効果という手ブレ補正機構を搭載する。

 動画記録はH.264の1,280×720/24fpsもしくは640×480/30fps。

 液晶モニターは3型約46.1万ドット。

 バッテリーはリチウムイオン充電池の「NB-6LH」。撮影可能枚数は約200枚。バッテリーチャージャーが付属する。

 外形寸法は99.8×59×26.3mm。重量は撮影時約181g、本体約160g。

PowerShot S120と共用のソフトケース「CSC-S2」(オープンプライス)を装着したところ
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(本誌:鈴木誠)