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「Nikon 1」がAF-Sレンズ使用時のコンティニュアスAFに対応
ボディ全機種の最新ファームウェアが公開
(2013/6/11 17:30)
ニコンは11日、ミラーレスカメラ「Nikon 1」シリーズのボディおよびマウントアダプターFT1、GPSユニットの最新ファームウェアを公開した。これまでNikon 1ボディにFT1経由で一眼レフカメラ用AF-Sレンズを取り付けた場合、AFモードはシングルAFに限定されていたが、今回のファームアップでコンティニュアスAFにも対応する。
各機種ごとの更新内容は次の通り。
Nikon 1 V2
ファームウェアA:Ver.1.10 / B:Ver.1.10
- 1 NIKKOR レンズのファームウェアのバージョンアップが正常に実行できるようになりました。
- マウントアダプター FT1 と AF-S レンズを取り付けたときの[フォーカスモード] について、[AF-C] (コンティニュアスAF)に対応しました。なお、本機能を使用するには、マウントアダプター FT1 が本機能に対応したバージョン Ver.1.10 である必要があります。
カメラと FT1 の両方をバージョンアップする場合は、先に Nikon 1 V2 のバージョンアップを行ってから マウントアダプター FT1 をバージョンアップしてください。 - フォーカスリングを搭載した 1 NIKKOR 32mm f/1.2 に対応しました。
- [フォーカスモード] を [MF](マニュアルフォーカス)にしたときの拡大表示について、拡大率に1倍を追加しました。
- 撮影モードをオートモード、またはP、S、A、Mモードにして撮影しているときの電子ビューファインダーの表示が、滑らかになるよう改善しました。
- マウントアダプター FT1 と AF-S レンズを取り付けて連続撮影しているときに、撮影画像が暗くなることがある現象を修正しました。
- GPS ユニット GP-N100 を取り付けて、[GPS による日時合わせ] を [する] にしたときの、時刻合わせ精度を向上しました。ただし、GPSによる時刻あわせで時刻の誤差を完全になくすことは出来ません。 GP-N100 は本修正に対応したファームウェア Ver.1.02 にバージョンアップしてからお使いください。
Nikon 1 V1
ファームウェアA:Ver.1.30 / B:Ver.1.30の変更内容
- マウントアダプター FT1 と AF-S レンズを取り付けたときの[フォーカスモード] について、[AF-C] (コンティニュアスAF)に対応しました。なお、本機能を使用するには、マウントアダプター FT1 が本機能に対応したバージョン Ver.1.10 である必要があります。
- フォーカスリングを搭載した 1 NIKKOR 32mm f/1.2 に対応しました。
- [フォーカスモード] を [MF](マニュアルフォーカス)にしたときの拡大表示について、下記を変更しました。
- 拡大率に1倍を追加しました。
- 拡大表示後、何も操作をしなかったときに、通常の画面に戻る時間を短くしました。 - マウントアダプター FT1を取り付けて、[エレクトロニック(Hi)] の [10 fps] にて撮影しているときに、シャッターボタンを半押ししたときと全押ししたときとで、シャッタースピードの表示が異なる現象を修正しました。
- GPS ユニット GP-N100 を取り付けて、[GPS による日時合わせ] を [する] にしたときの、時刻合わせ精度を向上しました。ただし、GPSによる時刻あわせで時刻の誤差を完全になくすことは出来ません。 GP-N100 は本修正に対応したファームウェア Ver.1.02 にバージョンアップしてからお使いください。
Nikon 1 J3
ファームウェアA:Ver.1.10 / B:Ver.1.10の変更内容
- マウントアダプター FT1 と AF-S レンズを取り付けたときの[フォーカスモード] について、[AF-C] (コンティニュアスAF)に対応しました。なお、本機能を使用するには、マウントアダプター FT1 が本機能に対応したバージョン Ver.1.10 である必要があります。
- フォーカスリングを搭載した 1 NIKKOR 32mm f/1.2 に対応しました。
- [フォーカスモード] を [MF](マニュアルフォーカス)にしたときの拡大表示について、拡大率に1倍を追加しました。
Nikon 1 J2
ファームウェアA:Ver.1.10 / B:Ver.1.10の変更内容
- マウントアダプター FT1 と AF-S レンズを取り付けたときの[フォーカスモード] について、[AF-C] (コンティニュアスAF)に対応しました。
なお、本機能を使用するには、マウントアダプター FT1 が本機能に対応したバージョン Ver.1.10 である必要があります。 - フォーカスリングを搭載した 1 NIKKOR 32mm f/1.2 に対応しました。
- [フォーカスモード] を [MF](マニュアルフォーカス)にしたときの拡大表示について、下記を変更しました。
- 拡大率に1倍を追加しました。
- 拡大表示後、何も操作をしなかったときに、通常の画面に戻る時間を短くしました。
Nikon 1 J1
ファームウェアA:Ver.1.30 / B:Ver.1.30の変更内容
- マウントアダプター FT1 と AF-S レンズを取り付けたときの[フォーカスモード] について、[AF-C] (コンティニュアスAF)に対応しました。なお、本機能を使用するには、マウントアダプター FT1 が本機能に対応したバージョン Ver.1.10 である必要があります。
- フォーカスリングを搭載した 1 NIKKOR 32mm f/1.2 に対応しました。
- [フォーカスモード] を [MF](マニュアルフォーカス)にしたときの拡大表示について、下記を変更しました。
- 拡大率に1倍を追加しました。
- 拡大表示後、何も操作をしなかったときに、通常の画面に戻る時間を短くしました。 - マウントアダプター FT1を取り付けて、[エレクトロニック(Hi)] の [10 fps] にて撮影しているときに、シャッターボタンを半押ししたときと全押ししたときとで、シャッタースピードの表示が異なる現象を修正しました。
Nikon 1 S1
ファームウェアA:Ver.1.10 / B:Ver.1.10の変更内容
- マウントアダプター FT1 と AF-S レンズを取り付けたときの[フォーカスモード] について、[AF-C] (コンティニュアスAF)に対応しました。
なお、本機能を使用するには、マウントアダプター FT1 が本機能に対応したバージョン Ver.1.10 である必要があります。 - フォーカスリングを搭載した 1 NIKKOR 32mm f/1.2 に対応しました。
- [フォーカスモード] を [MF](マニュアルフォーカス)にしたときの拡大表示について、拡大率に1倍を追加しました。
マウントアダプターFT1
ファームウェアL:Ver.1.10の変更内容
- マウントアダプター FT1 と AF-S レンズを取り付けたときの [フォーカスモード] について、[AF-C] (コンティニュアスAF)に対応しました。なお、本機能に対応しているカメラのファームウェアバージョンは下記のとおりです。
カメラと FT1 の両方をバージョンアップする場合は、先に カメラ のバージョンアップを行ってから マウントアダプター FT1 をバージョンアップしてください。
- Nikon 1 V2 A:Ver.1.10 / B:Ver.1.10
- Nikon 1 V1 A:Ver.1.30 / B:Ver.1.30
- Nikon 1 J3 A:Ver.1.10 / B:Ver.1.10
- Nikon 1 J2 A:Ver.1.10 / B:Ver.1.10
- Nikon 1 J1 A:Ver.1.30 / B:Ver.1.30
- Nikon 1 S1 A:Ver.1.10 / B:Ver.1.10
GPSユニットGP-N100
ファームウェアVer.1.02の変更内容
- GPS ユニット GP-N100 を取り付けて、[GPS による時刻合わせ] を [する] にしたときの、時刻合わせ精度を向上しました。ただし、GPSによる時刻あわせで時刻の誤差を完全になくすことは出来ません。
カメラは本修正に対応した下記のファームウェア にバージョンアップしてからお使いください。
- Nikon 1 V2 A:Ver.1.10 / B:Ver.1.10
- Nikon 1 V1 A:Ver.1.30 / B:Ver.1.30