富士フイルム、「XF 18-55mm F2.8-4 R LM OIS」と「XF 14mm F2.8 R」を国内発表


 富士フイルム株式会社は、交換レンズ「Xシリーズ」の新製品として、「フジノンレンズXF 18-55mm F2.8-4 R LM OIS」と「フジノンレンズXF 14mm F2.8 R」を発売する。海外で6日に発表されていた製品。国内でも正式に発売が決まった。

 価格はともにオープン。発売時期および店頭予想価格は、XF 14mm F2.8 Rが12月、8万円前後。XF 18-55mm F2.8-4 R LM OISが11月上旬、6万円前後の見込み。

 ともにXマウントに対応する交換レンズ。対応ボディは「FUJIFILM X-Pro1」(2012年2月発売)。11月上旬発売の新製品「FUJIFILM X-E1」にも装着可能。


フジノンレンズXF 18-55mm F2.8-4 R LM OIS

 Xシリーズ初のズームレンズにして、初の手ブレ補正機構を搭載するレンズ。同時発表のレンズ交換式デジタルカメラ「FUJIFILM X-E1」のレンズキット(店頭予想価格13万円前後)としても入手できる。


XF 18-55mm F2.8-4 R LM OIS

 35mm判換算で焦点距離27-84mm相当の画角をカバー。レンズ構成は、非球面レンズ3枚、異常分散レンズ1枚を含む10群14枚。

 最短撮影距離は広角端約30cm、望遠端約40cm。7枚羽根の円形絞りを採用する。

 フィルター径は58mm。外形寸法は65×70.4mm。質量は約310g。


フジノンレンズXF 14mm F2.8 R

 Xマウント用レンズで最も広角となる焦点距離21mm相当(35mm判換算)の超広角単焦点レンズ。


XF 14mm F2.8 R

 レンズ構成は7群10枚。非球面レンズ2枚、異常分散レンズ3枚を使用する。

 最短撮影距離は約18cm。最大撮影倍率は0.12倍。7枚羽根の円形絞りを採用。

 鏡筒には距離指標と被写界深度指標を装備する。

 フィルター径は58mm。外形寸法は65×58.4mm。




(本誌:折本幸治)

2012/9/18 14:25