ニコン、800mm F5.6の超望遠レンズを開発発表
ニコンは12日、焦点距離800mmで開放F5.6のFXフォーマット対応超望遠レンズを開発したと発表した。発売時期や価格などは未定。
焦点距離800mm、開放F5.6のFXフォーマット対応超望遠レンズ(外観は変更になる可能性がある) |
操作スイッチ部。手ブレ補正機構「VR」も搭載するとみられる |
7月19日から開催される「全英オープンゴルフ」のサービスデポ内で同レンズを展示する。また、9月18日からドイツで開催される「フォトキナ2012」にも参考出品する。
AFニッコールレンズとしては最長の焦点距離となる製品。高い光学性能と優れた防塵・防滴性能を備えるという。野外スポーツ、野鳥、野生生物などの撮影に向ける。
現行のニッコールレンズで最も焦点距離が長いのは、「AF-S NIKKOR 600mm F4 G ED VR」(149万1,000円)。
(参考)AF-S NIKKOR 600mm F4 G ED VR |
35mmフルサイズの一眼レフカメラ用でAF可能な800mmの現行レンズとしては、キヤノン「EF 800mm F5.6 L IS USM」(183万7,500円)、シグマ「APO 300-800mm F5.6 EX DG HSM」(89万2,500円)、シグマ「APO 800mm F5.6 EX DG HSM」(78万7,500円)がある。
【2012年7月12日】操作スイッチ部の写真を追加しました。
2012/7/12 13:50