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【CP+】ソニー、「500mm F4 G SSM」などをアピール。Eマウントレンズの新ロードマップも


 ソニーはCP+2012において、開幕前日に正式発表を行なった「500mm F4 G SSM」を展示している。また、今春にサービスを本格化する「PlayMemories」についてアピールに努めていた。

ソニーブース(開場前の様子) シューティングスペース

 500mm F4 G SSMは、数年前より各種イベントで「超望遠Gレンズ500mm F4 G」などの名称で参考出品されていた製品。約3年の開発期間を経て、CP+2012のタイミングで正式発表が行なわれた。受注生産品で、2月8日より受注を開始。価格は131万2,500円。

 これまでのソニーおよびミノルタのAマウントレンズラインナップにない焦点距離の望遠レンズで、贅沢な光学系と高品位な仕上げを誇る「Gレンズ」シリーズの最新モデル。

ソニーブース正面に展示されている500mm F4 G SSM ソニーブースの望遠レンズコーナーでは手にとることができる

 これまで望遠系のAマウントレンズが不得意とされてきた、動く被写体撮影に注力した製品でもある。動体追尾性能の向上として、回路基板を新設計。ソニーではレンズ処理LSIの高速化、ボディ-レンズ間交信の追加、レンズ位置制御用センサーの分解能の向上などに取り組んだ。

 その結果、動体追尾性能は従来比4倍に向上。α77、α65以降の最新ボディとの組み合わせで、より効果を発揮するという。

 画質面では、独自技術の「ナノARコーティング」を初めて採用。ナノサイズの構造物を用いたレンズコーティングで、他社がランダムな構造にするところを、ソニーでは規則的な構造としたのが特徴。そのためムラが生じず、大きな効果を上げるという。最終レンズに施されているが、これはイメージセンサーからの反射によるゴースト・フレア対策に配慮したためだ。

 35mm判のイメージサークルに対応するヘビー級の望遠レンズのため、重量は3,460gとなっている。ただし、他社の同クラスの製品と比べると、これでも軽い部類に入る。

 ブースでは望遠レンズコーナーで試すことができる。

α77に装着したところ フードを取り付けた状態
側面のスイッチ類 レンズ構成
金属製の専用ケースが付属する

 新製品では、1月27日に発売されたNEX-5とα65を出品。特にNEX-7のタッチ&トライは初日から常に活況を呈している。

 会場では新製品の画質アピールの一環として、α77、α65、NEX-7撮影した写真を4K液晶ディスプレイで表示するコーナーもあった。ソニーが以前からイベントなどで提唱してきた、「ディスプレイで写真を見る」楽しさを提唱する展示でもある。同じ場所では、Sony World Photography Awards受賞作品のスライドショー展示も鑑賞できる。

1月27日発売のNEX-7 同じく1月27日発売のα65
NEX-7およびNEX-5Nの「男子向け」イメージのディスプレイ 他社製マウントアダプターを介してのライカLマウントレンズ装着例もあった
こちらは「女子向け」NEX-C3のディスプレイ 4Kディスプレイを使い、2,430万画素の画質をアピール

 なお、ソニーは会期初日の9日、NEX用Eマウントレンズの開発ロードマップをリニューアルして公開した。Gレンズ1本、ソニーレンズ7本の新規製品が予定されており、2013年までにレンズ15本とコンバーター2本のラインナップを構築するという。

 それによると、2012年に「広角ズーム」「標準ズーム」「高倍率ズーム」「大口径標準」を発売。2013年には「中望遠ズーム」「中望遠」「薄型スナップ」に加え、Gレンズシリーズのひとつとして、「高性能標準ズーム」をリリースする予定としている。

9日に公開されたEマウントレンズ開発ロードマップ

 ブース前でソニーが積極的にアピールしていたのが、「PlayMemories体験ツアー」への参加。参加すると、シューティングスペースの優先ポジションで女性モデルを撮影でき、その後PlayMemoriesについての説明を聞くことができる。

 PlayMemoriesは、クラウドサービス「PlayMemories Online」、カメラに付属するパソコン用ソフト「PlayMemories Home」、PS3用アプリケーション「PlayMemories Studio」、モバイルアプリ「PlayMemories Mobile」からなる。核となる無料のクラウドサービス「PlayMemories Online」が今春よりスタートするにあたり、会場ではパソコン用の「PlayMemories Home」やPlayStation 3用の「PlayMemories Studio」といったの画像管理・編集ソフトを紹介していた。

PlayMemories体験ツアーを積極的に展開 PlayMemoriesの概念図。様々なデバイスから写真や動画を楽しめる

 なお9日に行なわれた記者発表会では、ソニー株式会社パーソナル イメージング&サウンド事業本部第1イメージング事業部の事業部長、小島政昭氏と、同事業副部長の長田康行氏が今後のイメージング事業について説明。AマウントとEマウントのラインナップ構築、PlayMemoriesによる「場所を選ばず楽しめるイメージングの世界」の訴求などについて紹介した。

ソニー株式会社パーソナル イメージング&サウンド事業本部第1イメージング事業部 事業部長の小島政昭氏 同副事業部長の長田康行氏

 その中で小島氏は、2011年10月に国内向け生産の終了を発表したα900について「後継機を開発していないわけではない」とコメント。発表時期や詳細ついては未定とした。



(本誌:折本幸治)

2012/2/10 15:32