ニコン、クリップオンストロボ最上位モデル「スピードライトSB-910」


 ニコンは、スピードライト「SB-910」を12月15日に発売する。価格は6万8,250円。

SB-910SB-910

 ガイドナンバー34(ISO100・m、FXフォーマット、照射角35mm、スタンダード配光時)のクリップオンストロボ。同社スピードライトシリーズのフラッグシップモデル「SB-900」の後継機種にあたる。

 SB-900からの主な変更点は、操作パネルのGUI(グラフィックユーザーインターフェイス)を改善したこと。また、メニューボタンを新設することにより、カスタムメニューへ即座にアクセスできるようになった。メニューボタンは、SB-900のZOOMボタンと同じ場所に置かれる。

 さらに、SB-900の特徴のひとつ、配光タイプ(スタンダード配光、中央部重点配光、均質配光)のそれぞれについて、配光精度を向上させたという。また、同梱の色補正フィルターがハードタイプに変更された。

 加えて、発光部加熱防止機能の改善を施したとしている。

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 その他の機能はSB-900を踏襲。i-TTL調光モードに対応する。上方向および横方向へのバウンス発光が可能。

 カメラの撮像範囲に連動することで、FXフォーマットとDXフォーマットの自動配光切替にも対応する。

 電源として単3電池4本を使用。アルカリ乾電池、リチウム電池、ニッケル水素充電池に対応する。

 外寸は約78.5×145×113mm。質量は約420g(本体のみ)、約510g(1.5Vアルカリ乾電池4本含む)。

 パッケージには、スピードライトスタンドAS-21、バウンスアダプターSW-13H、カラーフィルターSZ-2FL、カラーフィルターSZ-2TN、ソフトケースSS-910が含まれる。

【2011年11月30日】記事初出時、発売日を「11月30日」と記載しておりましたが、正しくは「12月15日」です。




(本誌:折本幸治)

2011/11/30 13:02