パナソニック、「DMC-G3」「DMC-GF3」最新ファームウェアを再公開
〜「ステップズーム」など電動パワーズーム特有の機能に対応
パナソニックは12日、「LUMIX DMC-G3」および「LUMIX DMC-GF3」の最新ファームウェアを公開した。バージョン番号は1.2。電動パワーズームレンズ装着時における機能追加が行なわれる。
電動パワーズーム搭載レンズ、LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S.(シルバー)を装着したDMC-G3 | LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S.(ブラック) |
10月5日にパナソニックが公開したVer.1.1の不具合改善版。マウントアダプターを使用して装着したフォーサーズレンズの動作を適正化したという。
Ver.1.1では、電動パワーズーム搭載レンズ装着時に、「焦点距離表示」「ステップズーム」「ズーム位置メモリー」「ズーム速度」「ズームリング操作」(ON/OFF)の各機能が利用可能になっていた。ただし、DMC-G3とDMC-GF3に関しては、マウントアダプター使用時の動作に問題が見られたため、いったん公開を中止していた。
電動パワーズーム搭載レンズは、10月13日発売の「LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S.」と「LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S.」。どちらも既存のマイクロフォーサーズボディで電動パワーズームを使用できるが、上記の諸機能が使えるのは、ファームウェアアップデート後のDMC-G3、DMC-GF3、DMC-GF2のみとなる。
なおDMC-GF2は、マウントアダプター使用時の動作問題がなかったため、Ver.1.1が最新版となる。
2011/10/12 16:36