ペンタックス「K-r」の“おちゲー”広告が優秀作品賞に


 ペンタックスは26日、デジタル一眼レフカメラ「K-r」のデジタルサイネージ「120colors」が、ジェイアール東日本企画の主催する「交通広告グランプリ2011」のデジタルメディア部門において優秀作品賞を受賞したと発表した。

 交通広告グランプリ2011は、2010年4月からの1年間、JR東日本、つくばエクスプレス、りんかい線、ゆりかもめ、JR貨物に掲出された交通広告作品を対象とした広告賞。「駅ポスター部門」、「車内ポスター部門」、「サインボード部門」、「デジタルメディア部門」、「企画部門」の合計5部門に1,515点の応募があり、32点が受賞した。受賞作品は8月15日から8月31日まで、JR東京駅丸の内地下通路「アートロード」に展示する予定。

 ペンタックスが受賞したデジタルメディア部門は、車両ドア上のモニターや駅の通路などに設置されている大型ビジョンに掲出した広告が対象。「120colors」は、2010年12月に東京、横浜、大宮などの12駅138面で実施したという。

 交通広告グランプリは、1956年に開催された東京近郊の国鉄・私鉄・都電における掲出ポスターを対象とする「秀作車内ポスター展」に端を発する。次いでスタートした「国鉄広告展」、「新幹線広告展」などと段階的な統合を経て、1989年にジェイアール東日本企画の「JR東日本ポスターグランプリ」が誕生。2006年に「交通広告グランプリ」と名称を改め、今回が23回目の開催となる。

(本誌:鈴木誠)

2011/7/27 18:37