リコー、「GXR」の最新ファームウェアを公開
リコーは15日、ユニット交換式デジタルカメラ「GXR」の最新ファームウェアを公開した。バージョン番号はVer.1.18。対応OSはWindows 2000/XP/Vista/7、Mac OS X 10.1.2以降。
GXR。装着ユニットはGR LENS A12 50mm F2.5 Macro | RICOH LENS S10 24-72mm F2.5-4.4 VCを装着したGXR |
GXRにRICOH LENS P10 28-300mm F3.5-5.6 VCを装着 |
対象となるユニットは「GR LENS A12 50mm F2.5 Macro」、「RICOH LENS S10 24-72mm F2.5-4.4 VC」、「RICOH LENS P10 28-300mm F3.5-5.6 VC」の3つ。
ボディと各ユニットのファームウェアは同一のダウンロードファイルから更新可能。その場合、1つの圧縮ファイルをダウンロードし、すべてのファームウェアファイルをSDメモリーカードにコピーする。
それぞれの更新内容は次の通り。
・GR LENS A12 50mm F2.5 Macro
- ケーブルスイッチ「CA-1」を接続してレリーズボタンを半押しすると撮影終了してしまう現象を修正した
- シャッタースピード優先モードで、シャッタースピード自動シフトON、ISO-AUTO/AUTO-HIで撮影する際のISO感度変動条件を見直した
- 別のカメラユニットに交換すると、マクロ距離制限ONが解除される現象を修正した
・RICOH LENS S10 24-72mm F2.5-4.4 VC
- ケーブルスイッチ「CA-1」を接続してレリーズボタンを半押しすると撮影終了してしまう現象を修正した
- シャッタースピード優先モードで、シャッタースピード自動シフトON、ISO-AUTO/AUTO-HIで撮影する際のISO感度変動条件を見直した
- シャッタースピード優先モードでAEロックし、シャッタースピードを変更しても絞り値が変動しない現象を修正した
- コンバージョンレンズ「DW-6」を装着した際に、焦点距離の表示を正しい19mmに改めた
・RICOH LENS P10 28-300mm F3.5-5.6 VC
- ケーブルスイッチ「CA-1」を接続してレリーズボタンを半押しすると撮影終了してしまう現象を修正した
- シャッタースピード優先モードで、シャッタースピード自動シフトON、ISO-AUTO/AUTO-HIで撮影する際のISO感度変動条件を見直した
- 液晶ビューファインダー「VF-2」を接続して動画を撮影した際、音声にノイズが記録されてしまう現象を修正した
- シャッタースピード優先モードで撮影する際のISO感度変動範囲の上限をISO3200にした
2010/7/15 13:45