DNPフォトルシオ、セルフプリントシステム「PrintRush T-2101」


PrintRush T-2101

 DNPフォトルシオは、セルフ型プリントシステム「PrintRush T-2101」の販売を7月1日に開始する。1枚の写真に複数の画像を表示する「分割プリント」などの機能を追加した。価格はオープンプライス。3年間で2,000台の設置を見込む。

 店頭プリント端末PrintRushの新製品。1枚の写真に複数の画像を表示する「分割プリント」や、手書きの文字・絵を合成できる「お絵かきモード」などを新搭載した。

 また、タッチパネル式の操作画面を従来の15型から17型に大型化。microSDの読み込みにも対応した。日付順やファイル名順などの並べ替え機能も新機能。

 昇華型熱転写方式のプリンターを2台内蔵する。Lサイズ(127×89mm)のプリントが可能。新機種ではインクリボン、プリント用紙などの消耗品の収納を大容量とし、交換の回数を削減したという。また、消耗品交換扉と金庫扉を分けることで、保守および管理の改善を図った。

 対応メディアは、CF、SDHCメモリーカード、SDメモリーカード、メモリースティック、メモリースティックデュオ、xDピクチャーカード、USBメモリー、CD-ROM、DVDなど。IrSimple、IrDA、Bluetoothでの入力にも対応する。

 本体サイズは620×1,510×650mm。新たにカバンを置くスペースと、傘を掛けるフックを設けたという。重量は188kg。

 PrintRushは2005年から提供を開始。全国で2,000台以上の導入実積があるという。




(本誌:折本幸治)

2010/7/1 14:46