ケンコー、「約1EV明るい」新型PLフィルターなどをCP+に参考出品
ケンコーは8日、CP+2010に参加し、カメラバッグなどの参考出品を行なうと発表した。
すでに公表済みのトキナー「16-28mm F2.8」に加えて、下記の製品を参考出品するという。
CP+は、国内最大級の写真映像関連イベント。会期は3月11日〜3月14日。会場はパシフィコ横浜。
■ケンコーZeta EXサーキュラーPL
新開発の高透過率偏光膜を使用し、従来のサーキュラーPLフィルターより約1EV明るい透過光を実現。PLフィルター装着によるシャッター速度の低下を低減できる。
また、フィルターガラスを0.5mmで研磨することで、世界最薄・最軽量を実現。高性能コートも施したという。
Zeta EXサーキュラーPL | 左からPRO1DワイドバンドC-PL(W)、Zeta EXサーキュラーPL |
■タムラックZIP SHOT
折りたたみ式で素早くセットできるという軽量三脚。パイプ内のゴム紐により、固定ベルトを外すだけで自動的に、素早く三脚のセットが完了するという。
縮長38cm、全高110cm、重量312g。最大カメラ搭載重量は1.35kg。
タムラックZIP SHOT |
■スリックAF-2100足踏みペダル仕様
グリップ式雲台「AF-2100」をベースに、足踏みペダルによる操作系とした試作機。ペダルを踏み込むとロックが解除、向きを変えることができる。ペダルから足を離すと固定。両手の操作をカメラに集中し、雲台の操作を足で行なうスタイルを想定している。発売未定。
AF-2100足踏みペダル仕様 |
■スリックHD 7000 PRO(仮称)
デジタル一眼レフカメラでの動画対応を謳うHD 1300やHD 3400 PROのコンセプトを大型三脚に取り入れた試作機。ベースはプロ700DX。発売は未定。
オイルフリュードと可変フリクションを採用。また、雲台とエレベーターの接合部分にボールレベラーを装備することで、雲台取り付け面での水平出しを可能とした。水平をキーブしたままパンできる。
雲台のカメラ取り付けはダブルナット式。重量級の機材もしっかり固定できるという。
HD 7000 PRO | ボールレベラーを装備 |
雲台にはオイルフリュードとフリクションコントロールを採用 |
■スリックカーウインドマウント
自動車の窓に軽量機材を取付けるためのアクセサリー。手持ちの雲台を取付けて使用できる。発売未定。
カーウインドマウント |
■ラッキーLEDライト
アクセサリーシューに取付けるタイプのLEDライト。動画撮影や商品撮影に便利という。
大型で調光機能付きのLL-30Vは、LED光源を30個使用。色温度変換フィルターも備えている。
LL-6は、LED光源6個の小型タイプ。アクセサリーシューのないカメラに取付けるためのブラケットが付属する。
LL-30V | LL-6 |
■JOBYボールヘッドX
ゴリラポッドシリーズの最上位モデル「ゴリラポッドフォーカス」にマッチするという自由雲台。クイックシューはアルカスイス規格と互換性がある。
本体サイズは68.2×62.5×83.3mm、重量は262g。最大カメラ搭載重量は5kg。
ボールヘッドXの使用例 |
■ゴリラポッドマグネティック
脚先に磁石を装備したゴリラポッドの新バージョン。近日発売予定。
本体サイズは15×3×3cm、重量は45.3g。最大カメラ搭載重量は325g。
ゴリラポッドマグネティック |
■ベネトンカメラバッグ
近日発売予定。ケンコーが公開した写真によると、メッセンジャーバッグスタイルの女性向け製品の姿が見える。
ベネトンカメラバッグ |
2010/3/9 17:20