日本カメラ博物館、「カメラとデザイン」をテーマにした特別展


展示カメラの一例。(左上から右に)コダック・バンタム・スペシャル、フジカミニ、ミノルタ クレージュac101、アンスコ・フレックス(中央)、オリンパス O-product、キヤノン T90、コンタックス RTS、ニコン F

 日本カメラ博物館は、特別展「カメラとデザイン」を16日に開始した。

 “カメラとデザイン”をテーマに個性的なカメラを紹介する展示。国内外の著名なデザイナーやエンジニアが関わったカメラや、ファッションブランドとのコラボレーションモデルなど約150点を展示する。またデザインスケッチ、デザインモック、カタログなどの資料も併せて展示する。

 デジタルカメラでは、ニコンD3(ジョルジェット・ジュージアーロ氏デザイン)が展示予定。また、オリンパスペン(米谷美久氏デザイン)、キヤノンIXY(塩谷康氏デザイン)といった、現行デジタルカメラに関連した歴史的な銀塩カメラが並ぶ。

 また、3月27日(13時~15時)には田中昇氏(キヤノン総合デザインセンター)による「キヤノンのカメラデザイン」、4月24日(13時~15時)には伊藤二良氏(カメラ研究家)の講演会も行なう。

  • 名称:特別展「カメラとデザイン」
  • 会場:日本カメラ博物館
  • 住所:東京都千代田区一番町25番地 JCII一番町ビル 地下1階
  • 期間:2月16日~6月20日
  • 時間:10時~17時
  • 休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は、翌日の火曜日。4月27日~5月9日は開館)
  • 入場料:一般は300円、中学生以下は無料、団体割引(10名以上)は200円



(本誌:武石修)

2010/2/17 15:08