ソニー、銀座ショールームで中高生向けの体験学習プログラム

~修学旅行などに対応。αやハンディカムの貸し出しも

 ソニーは28日、中高生向けの製品体験プログラム「スチューデント・ワンダー・プログラム」の受付を開始した。参加は無料。

 修学旅行や校外学習などで東京を訪れる中学、高校生を対象としたソニー製品の体験型学習プログラム。ソニー銀座ショールーム(東京都中央区銀座5-3-1)において、デジタル一眼レフカメラ「α」やデジタルビデオカメラ「ハンディカム」を使用しての作品制作や、ホームシアターシステムの体験など3つのプログラムを用意する。

 プログラムの受講前に、ソニーの歴史、環境への取り組みを紹介したオリジナルファイルを配布して説明を行なう。各プログラムには専属のアテンダントが付き、生徒の質問などに対応する。プログラムの内容は以下の通り。

・「君もデジタル一眼レフカメラDebut(デビュー)!」(平日の11時~13時)

 αを1人1台貸し出し、撮り方講座の後で銀座の町並みを撮影する。撮影した写真はプリントアウトして持ち帰ることができる。

・「君たちで簡単ニュース番組をプロデュース」(平日の11時~13時)

 レポーター、ディレクター、カメラマン、音声などを各生徒が担当し、映像機器を使用してニュース番組(ソニーショールーム体験レポート)を制作する。制作した番組は、後日DVDとして受け取れる。

・「ソニー製品ワンダーツアー」(平日の11時~12時)

 ショールームを回ってソニー製品を実際に体験するプログラム。発売前の製品や120型の大画面シアターでゲームや音楽を楽しめる。時間に余裕のない受講生向けの1時間コース。

 参加を希望する場合は、希望日時の1週間前までにショールームに電話で申し込む。参加可能な人数は1グループ2~7人。予約は各プログラムとも1日1組となっている。また、夏休み期間(7月下旬~8月末)は申込みできない。

 ソニーではこれまでも、ショールームを訪れる生徒に向けて製品やソニーの歴史紹介などを年間100件近く実施していたが、「もっと製品をじっくり体験してみたい」といった声に応え、新たなプログラムの実施を決めた。同社では、「プログラムを通してソニーのモノづくりに対するこだわりや、製品に込められたソニーの想い、また自分だけの作品を作る楽しみ、喜びを提供したい」としている。


(本誌:武石修)

2009/10/29 16:58