ライカ、「M8アップグレードサービス」が半額になるキャンペーン


M8

 ライカカメラジャパンは、「ライカM8アップグレードサービス」を半額で行なう優待キャンペーンを実施する。

 ライカM8アップグレードサービスは、M8の液晶モニター、シャッター、ファインダーを改造するサービスで、2月からは国内で改造作業を行なっている。今回の優待キャンペーンは、7月10日以降に購入した「M8」を対象にアップグレードを通常の半額で行なうもの。優待キャンペーンの期間は12月31日予約受付分まで。

 アップグレードの内容は、耐傷性に優れるサファイアガラス液晶モニターへの変更、静音シャッターへの変更、通常撮影時のフレーミングがより正確にできるというブライトフレームの改良。アップブレード項目は、組み合わせのほか、個別でも対応する。アップグレードサービスを受けたM8には、保証期間をさらに1年延長する。

 アップグレードの組み合わせ(7通り)と価格は以下の通り。

アップグレード内容キャンペーン価格通常価格
静音シャッター、サファイアガラス、ブライトフレーム119,070円238,140円
静音シャッター、サファイアガラス101,220円202,440円
静音シャッター、ブライトフレーム89,250円178,500円
サファイアガラス、ブライトフレーム86,310円172,620円
ブライトフレーム59,535円119,070円
静音シャッター71,400円142,800円
サファイアガラス68,460円136,920円

 なお、静音シャッターに変更すると最高シャッター速度が1/8,000秒から1/4,000秒に、最高シンクロ速度が1/250秒から1/200秒になる。

 アップグレードサービスの申込みは、Webサイトからダウンロードできる「M8アップグレードサービス・ご優待券(ご注文書)」に必要事項を記入してカスタマサービスにFAXで送付する。納期は、順番待ちの後、M8がライカカメラジャパンに到着してから10~14日としている。

 またライカカメラジャパンでは、銀塩レンジファインダーカメラ「M7」および「MP」の貼革をヴァルカナイト革に変更する「ライカM7/MPカスタムレザーサービス」と、「ライカM7 JAPAN」に彫刻を施す「ライカM7カスタムエングレーブサービス」も実施する。

 ライカM7/MPカスタムレザーサービスの価格は4万2,000円。ヴァルカナイトは、M8.2でも採用している貼革。ホールド感や耐久性に優れるとしている。Webサイトからダウンロードできる注文書に必要事項を記入してFAXで申し込む。納期は10日前後。

 ライカM7カスタムエングレーブサービスの価格は5万2,500円。カバープレート(トップカバー)のクラシック・ライカロゴマークをシルクプリントからエングレーブ(彫刻)に変更するもの。彫刻は独ライカカメラで行なうため、納期は3カ月前後となっている。



(本誌:武石修)

2009/7/15 14:33