シンクタンクフォト、デジタル一眼を含むニュース取材向けバッグの発売を予告

予告ビデオクリップを含むシンクタンクフォトのWebサイト

　シンクタンクフォトと銀一は10日、ニュース取材用のキャリングシステム「Multi Media Wired Up」（マルチメディア・ワイヤードアップ）を晩夏より発売すると発表した。詳細は未発表だが、シンクタンクフォトの日本語サイトで、同製品を紹介したビデオクリップを視聴できる。

　Multi Media Wired Upシリーズは、動画撮影が可能なデジタル一眼レフカメラ、または小型のHDビデオカメラを使用した取材活動に特化したシリーズ。カメラボディと交換レンズのほかに、動画取材では必須となるマイクロフォン、ヘッドフォン、録音機器といったアイテムを効率よく収納できるという。

　システムは数種のウエストバッグとポーチとで構成。追って詳細を公開するとしている。

　ビデオクリップは、ピューリッツアー賞受賞のフォトグラファーDeanne Fitzmaurice氏が、デジタル一眼レフカメラをはじめとした取材機材をMulti Media Wired Upに収めるところからはじまる。取材現場では、Multi Media Wired Upから取り出した機材でスチル、音声（インタビューおよびレポート）、ムービーでの記録を行なう。同氏はシンクタンクフォト社の創設メンバーのひとり。同じくビデオプロデューサーとして、エミー賞を受賞した菅野大氏も名を連ねている。