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Hasselblad X1D-50cの最新ファームウェアが公開

AFポイントのサイズ変更、電子シャッター機能の追加

ハッセルブラッドは8月24日、中判ミラーレスカメラ「Hasselblad X1D-50c」の最新ファームウェアを公開した。バージョン番号は1.17.2。

適用することで、フォーカスポイントを35点、63点、117点から選べるようになる。フォーカスポイントはAF/MFボタンの長押しでディスプレイ上に表示され、×ボタンを押すことで中心に戻せる。

また、最高1/10,000秒までの電子シャッターを使えるようになる。ローリングシャッター歪みの影響が出る可能性はあるが、メカシャッターの振動が避けられるほか、純正のXCDレンズ以外にアダプター経由で各種レンズを利用するなどの可能性を与える。

Hasselblad X1D-50cは、有効5,000万画素の43.8×32.9mmセンサーを採用するミラーレスカメラ。同システムに向け、レンズシャッター内蔵のAFレンズ「XCD」シリーズがラインナップされている。ボディの実勢価格は税込111万円前後。

本誌:鈴木誠