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リーベック、堅牢性と軽量化を両立した動画向けエントリー三脚

雲台は写真用三脚での利用も可能

平和精機工業は、リーベックブランドのエントリークラス向け動画用3段三脚「TH-X」を11月に発売する。希望小売価格は税別3万4,000円。

雲台と三脚をセットにしたビデオ向け三脚システム。現行モデル「TH-650HD」の後継機種であり、上位機種と同じデュアルヘッド雲台を採用し、一般的な写真用三脚にも装着が可能となった。

このほか、主な変更点としては最大搭載荷重の増加やティルトの可動範囲拡大を盛り込んでいる。

最大搭載荷重は4kg、ティルト可動範囲は170度。TH-650HDではそれぞれ3kg、160度だった。カウンターバランスとトルクは固定式。

カメラプレートはワンタッチで着脱でき、ザハトラーやマンフロットのプレートも利用可能となっている。また、雲台には水準器を搭載している。

脚部分については設計を見直し、剛性を向上することで耐荷重の増加に寄与させながらも軽量化を図っており、旧機種よりも約200gほど軽くなった。

全高は159cm。重量は3.1kg。純正アクセサリーとして、ドリーも用意している。

なお、現行のスライダー三脚システム「LIBEC ALLEX」用雲台の仕様が変更され「ALX H2」となる。単体でも販売し、希望小売価格は税別2万8,000円。発売時期は11月。

最大搭載荷重が3kgから4kgにアップした。ティルト角度は170度。重量は1.3kg。