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パナソニック、熊本地震によるデジタルカメラ生産への影響を発表

一部商品の部品調達に影響 販売への波及は必然

被災したソニー熊本テクノロジーセンター(画像は被災前のもの)。

パナソニック株式会社は6月8日、熊本地震によるデジタルカメラ生産・販売への影響を発表した。

発表によると、平成28年(2016年)熊本地震により、パナソニックのデジタルカメラおよびデジタルビデオカメラの一部商品の部品調達に影響が出ている。それにより、「商品の生産・販売にい影響が出ることが避けられない状況」という。

具体的な製品名および部品の種別は明らかにされていない。

デジタルカメラ用のイメージセンサーを生産しているソニーセミコンダクタマニュファクチャリング株式会社熊本テクノロジーセンターが被災・稼動停止したことで、デジタルカメラ業界では供給不足を懸念する声が出ている。

ソニーに続き、5月27日にはリコーイメージングがカメラ関連製品の供給不足の可能性を告知している。

なおソニー熊本テクノロジーセンターでは、ウェーハ工程(前工程)の生産を5月21日より順次再開。測定・組立工程を5月中旬より段階的に稼動を再開しているとのこと。