特別企画
ライカのカメラ機能を搭載する「HUAWEI Mate 10 Pro」は、どこまで「ライカ」なのか?
提供:エキサイトモバイル
2017/12/25
大きくシェアを伸ばしているファーウェイのスマートフォン。2016年に発売した「HUAWEI P9」では、ご存知ドイツのハイブランドカメラメーカー、ライカのカメラ機能を搭載したことで話題となった。しかも、レンズは27mm相当F2.2のSUMMARIT-H f2.2/27mm ASPH.をダブルで装備。ライカカメラ社のモノクロ専用機、ライカMモノクロームを彷彿させる本格的なモノクロ写真機能も注目された。そして、新たに登場したのがハイエンドモデルの「HUAWEI Mate 10 Pro」だ。
HUAWEI Mate 10 Proのカメラ機能も、もちろんライカブランドだ。レンズはPシリーズより明るい27mm相当F1.6のSUMMILUX-H f1.6/27mm ASPH.をダブルで搭載。ボケを活かした写真や、暗い場所に強くなった。それでは、このレンズはどこまで「ライカ」なのだろうか。ライカMやライカM9を愛用している私が実際に試してみた。
抜き打ち検査まで行うライカの厳しい品質検査
ライカカメラ社の製品以外で、ライカブランドのレンズをラインナップしているメーカーといえばパナソニックが知られる。パナソニックのライカレンズは、基本的に企画や設計、製造はパナソニックだ。そして、それをライカカメラ社が確認して、描写から品質管理まで、すべてライカの基準で行う。絞り開放から優れた描写力を発揮するだけでなく、逆光での性能も厳しい。
フレアやゴーストが出ないのがベストだが、構造上どうしてもゴーストが出てしまう場合は、ゴーストの色にまで注文が入る。また、品質管理も厳しく、常に最高性能で供給するよう、抜き打ちで検査して、そのデータをライカカメラ社がチェックしている。しかも、それはコンパクトも含めたライカブランドレンズすべてだ。
つまり、ライカカメラ社が「これはライカの描写や品質基準に沿っているので、ライカブランドとして販売できる」というお墨付きのレンズなのだ。ファーウェイのライカレンズも、描写や品質管理はライカ基準。だからこそレンズの横には大きく「LEICA」の文字が入っている。
M型ライカを彷彿とさせるシャッター音
それではHUAWEI Mate 10 Proで撮影だ。実は、私はiPhoneユーザー。現在はiPhone 7を使っている。Androidを手にするのは初めての体験だ。ホーム画面からカメラを起動させると、iPhoneと似たようなレイアウト。iPhoneユーザーもすぐに馴染めるだろう。HUAWEI Mate 10 Proは膨大なデータから学習したAIを搭載し、人物や花、夜景や雪など13シーンから瞬時に被写体を判断。色調や明るさ、コントラストなどを最適化する。なんと犬、猫までも判別可能だ。
シャッターボタンをタッチ、あるいはボリュームボタンを押すと「チャキッ」というシャッター音と共に写真が撮れる。このシャッター音は、ライカM3やライカM2など、フィルムのM型ライカを思わせるもの。スマホのシャッター音は耳障りに感じることもあるが、この音は心地いい。M型ライカのシャッター音を知っている人なら、ついニヤッとしてしまうこと請け合いだ。
仕上がりはライカらしさを実感。AIやワイドアパーチャ機能も楽しい
描写はシャープで、被写体の雰囲気をよく捉えている。AIの効果が大きいのだろう。派手さを抑えた深みのある色調も好感が持てる。人間の目は彩度が高いほど、またコントラストが高いほど綺麗に感じるため派手な写りになりやすいのだが、HUAWEI Mate 10 Proは実際の印象に近い自然な再現が得られ、ライカらしい仕上がりを実感した。
ユニークなのが、ダブルレンズを活用したワイドアパーチャ機能だ。絞り優先AEのように被写界深度をコントロールできる。それもNOCTILUX-M f0.95/50mm ASPH.を意識したF0.95が設定可能。最小絞りはF16だ。撮影後に絞り値スライダーを操作し、タッチでピント位置も変更できる。まるでパナソニックのフォーカスセレクト機能や、かつてのLYTRO ILLUMのようだ。気になるボケ味だが、光学レンズのボケとは異なるものの、よく再現している。SNS用なら十分実用的だ。スマホでボケ量がコントロールできるのは、新鮮な感覚でとても楽しい。
ライカMモノクロームと同じく、本格的なモノクロ写真に驚く
モードを「写真」から「モノクロ」にするとモノクロ写真が撮れる。モノクロ専用センサーを使用するため、高精細な画質が得られるのが特長だ。それはまさにライカMモノクロームと同じ。被写体の質感再現に優れたリアリティのある仕上がりだ。
また、モノクロの要であるハイライトからシャドーまでの階調も好ましい。シャドー部はしっかり締まり、中間調も豊か。単純に彩度を落としたのは異なる、本格的なモノクロ写真だ。スマホでこれだけのモノクロが手軽に楽しめるのに驚かされた。
シャッターボタン上の白いマークをスワイプするとPROモードになる。PROモードは測光、ISO感度、シャッター速度、露出補正、AFモード、ホワイトバランスが自分でコントロールできる、本格撮影モードだ。デジタルカメラに馴染んでいる人にはありがたい機能。しかも表示はライカと同じフォントを採用している。ここでもライカを手にしている感覚なのが楽しい。
想像以上に楽しく、持ち歩きたくなるスマートフォン
iPhoneのカメラ機能はiPhone任せが基本で、細かなコントロールを行おうとすると別にアプリを使わなくてはならない。それはそれで好きなアプリが選べるメリットはあるが、HUAWEI Mate 10 Proは豊富な撮影モードをすでに搭載し、カメラらしい操作も可能。ワイドアパーチャ機能やモノクロモード、PROモードは、普段からデジタル一眼レフやミラーレスを使っている人には馴染みやすく、スマホの軽快さと併せて独特の楽しさが味わえる。
私自身もHUAWEI Mate 10 Proで写真を撮るのは想像以上に楽しく、出かけるときは必ずバッグに入れていた。iPhoneや他のAndroidを使っている人にもオススメしたい。買い替えや2台目のスマホとしても注目だ。(藤井智弘)
HUAWEI Mate 10 Proをお得に購入するには?
さて、長年ライカを愛用する写真家・藤井 智弘氏による「HUAWEI Mate 10 Pro」の“ライカ度”レビューはいかがでしたか?
カメラにこだわりのある方々でも、“スマホは無難にiPhone”という方も多いかもしれません。また、HUAWEI Mate 10 Proに関しても「本当にライカのように撮れるのか?」と疑問の目を向けていたり、気になっていた方も多いかもしれません。それが解消されたのではないでしょうか。
藤井氏もAndroidは初めての体験で最初は少し心配そうでしたが、iPhoneユーザーでもすぐに馴染めるレイアウトとあったように、すぐに慣れて楽しく撮影していたそうです。そして、何よりも描写力やシャッター音までライカを実感でき、スマホでもライカを使う感覚が楽しめるとのこと。HUAWEI Mate 10 Proは、ライカを愛用する写真家が、持ち歩いて撮りたくなるほどの魅力を持っているようです。
12月1日に発売されると瞬く間に大人気となったHUAWEI Mate 10 Proの価格は8万9800円(税別)となっていますが、エキサイトモバイルのSIM+端末セットならば、1万円も安い7万9800円(一括払い・税抜)で購入できます。
SIM+HUAWEI Mate 10 Proセットの詳細はこちらこれからSIMフリーで「HUAWEI Mate 10 Pro」の購入を考えている方は別として、“セカンド端末として使いたい”というような方には若干高く感じるかもしれません。ですが、エキサイトモバイルは、複数枚のSIMカードを使えるのが大きな特長です。1契約で最大5枚まで使えるので、家族まるごとMVNOで乗り換えてお得なプランを選ぶなんてことができます。一般的には“SIM1枚につき1契約”というケースが多いですが、“一度に複数枚なら1契約”となっているので、その点でもお得なしくみとなっています。
また、料金プランに関しても、ユーザーニーズに応えるべく設定された“きめ細かさ”が魅力です。まず、使ったぶんだけ料金が請求される従量課金制の「最適料金プラン」は、低速通信なら月額わずか500円(税抜)での利用が可能。高速通信時でも100MB/500MBに加えて、1~15GBまで1GB刻みで料金設定されています。
そして、「定額プラン」では、1GBから最大50GBまで9種類をラインナップしています。家族みんなのSIMとして使えるのはもちろん、スマートフォンやタブレット、Wi-Fiルーターなど一人で複数枚のSIMを使う方にも最適です。「HUAWEI Mate 10 Pro」を購入したい方は、ライフスタイルに合わせて一緒に複数枚SIMを検討するのがオススメです。
また、新規でSIMまたはSIM+端末セットを申し込むと、7100円または1万100円がキャッシュバックされる「新春キャッシュバックキャンペーン」(2018年2月1日まで)を実施中ですので、こちらも合わせてチェックしてみてください。
「新春キャッシュバックキャンペーン」詳細はこちら