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いま話題のe-bikeとニコン Z 50で秋の鎌倉撮影へ!

1日で数十kmラクラク移動できるから街スナップに最適

少しずつ涼しくなって、ようやく秋の気配を感じられるようになったこの頃。小さな秋を見つけに、カメラを持って鎌倉界隈をぐるりと散策してきました。この周辺は見所がたくさんあっていろいろな被写体に出会えますが、撮影スポットが離れているので移動に悩んでしまいます。バスと電車+徒歩では行ける範囲が限られているし、クルマは渋滞するし、何度も訪れているはずですが、気づけば江ノ島と鎌倉駅周辺しか行ったことがありませんでした。もっともっと鎌倉を楽しみたい! ということで、今回移動に選んだのはe-bikeという自転車です。

今回は初めてe-bikeで鎌倉界隈を散策

e-bike(Eスポーツバイク)とはクロスバイクやロードバイク、マウンテンバイクなどのスポーツバイクに専用の電動アシストドライブユニットを搭載した自転車のこと。シティサイクルなどに搭載される電動アシストユニットとは違い、軽量コンパクト設計で長距離走行可能な大容量のバッテリーを搭載し、素早くスムーズにアシストするのが特徴とのことです。

e-bikeには専用開発された電動アシストドライブユニットが搭載されます。写真はe-bike先進国のヨーロッパでも高い評価を得ている シマノSTEPS「E8080シリーズ」というパワフルなモデルだそう

アシストモードやアシスト力、バッテリー残量や走行距離などが表示されるサイクルコンピューター

e-bikeには大容量のバッテリーも搭載されます。写真は504Wh(36V/14Ah)で100km以上の長距離走行が可能だそうです

シマノSTEPSのドライブユニットは3種類あるそうです。私が試乗したe-bikeには、もっともコンパクトなシマノSTEPS「E5080シリーズ」というモデルが搭載されます。十分にパワフルなうえ、サイズが小さくなることで自転車の軽量化やデザインしやすいメリットがあるそうです

こちらのバッテリーは、ツーリングや長距離のサイクリングにも必要十分な容量を持つ418Wh(36 V/11.6Ah)モデル。もちろん満充電で100km以上走れるそうです。すごい!

しかし、自転車に乗るのは数年ぶり。そして、電動アシスト自転車もスポーツタイプの自転車はもちろん、e-bikeも初めて。出発時撮影してもらった写真にも不安な様子が顔に出ていますね……。

初めてのe-bikeにちょっと不安な様子

でも、最終的にはその不安はすっかり忘れて、e-bikeのおかげで撮影もグルメも買い物もサイクリングも楽しんで、気付けば1日で約30kmも移動していました。すごい! 自転車初心者の私でも楽しめたe-bikeの魅力を撮影した写真と共にご紹介したいと思います。

写真のe-bikeは、この秋に新登場したLOUIS GARNEAU(ルイガノ)の「AVIATOR-E(アビエーターイー)」というモデル

ミラーレスの「Z50」と共に初めてのe-bikeで出発

今回使用したe-bikeはLOUIS GARNEAU(ルイガノ)「AVIATOR-E(アビエーターイー)」というモデル。ドライブユニットが小さくて、「本当に電動アシスト自転車?」と思うくらい洗練されたデザインで、乗るだけじゃなくて被写体としても撮りたくなるかっこよさ。カフェの前や神社の前など、おしゃれな背景を見つけては自転車を撮っていました。カメラにも通ずるところがありますが、所有欲が湧くかどうかはデザインが一番大事なポイントですね。

ちなみに今回私が選んだカメラはNikon Z 50。自転車の移動ということだったので、小型軽量なミラーレスカメラをセレクトしました。

この日の江ノ島はどんよりとした雰囲気

出発は江ノ島から。この日は曇り時々雨の予報。どんよりとした雲の雰囲気を出したくて、クリエイティブピクチャーコントロールのカーボンというモノクロのフィルター効果で撮影しました。重厚感のあるモノクロが、天気の悪い江ノ島にマッチします。天気が悪いと被写体の色が出にくいですが、モノクロにすることで雲の質感や海の表情が際立ち、遠くを走る人物をシルエットに仕上げることができました。

さまざまな情報を表示するディスプレイ

サイクルコンピューターといわれる液晶ディスプレイには、走行距離や速度だけでなく、バッテリー残量と共に走行可能距離なども表示されます。左手側の操作スイッチでアシストモードの「ECO」「NORMAL」「HIGH」を3段階で変更、右手側のギアは8速まで変更が可能です(AVIATOR-Eの場合)。このアシストとギアの組み合わせは個人の好みによると思いますが、私の場合はあまり自転車に慣れていないので、OFFは使わず、平地でECO、坂道になればHIGHを使用しました。勾配のある道ばかりを選んで走行しましたが、強力にアシストしてくれるため、どんな坂でもスイスイと上ることができました。

途中の江ノ島駅前にあった小鳥の置物などを撮影

ロケーション探しもe-bikeならラクラク

写真撮影とe-bikeの相性の良さは?

それでは、走行距離を「0」にリセットして、早速スタートです。まず目指したのは鎌倉山を上ったところにあるカフェ「ル・ミリュウ鎌倉山」

クルマとは違って、撮りたいと思う場所を見つけたらすぐに駐輪して撮影できるのが自転車のいいところ。途中の江ノ島駅前にあった小鳥の置物を撮影。そして、江ノ電を撮るために、線路沿いを自転車で走行しながら、古めかしい街並みと江ノ電を一緒に撮れるポイントを探しました。撮影した場所は江ノ島駅からさほど離れていない場所でしたが、徒歩でロケーションを探りながら撮影するのは大変なことです。特にe-bikeは移動のスムーズさと身軽さが、移動の多い街スナップに便利だと感じました。

ル・ミリュウ鎌倉山のテラスで撮影

ル・ミリュウ鎌倉山の人気メニュー「アフタヌーンティスタンドセット」

カフェまでは江ノ島から約5kmの道のり。坂が多い道でしたが、アシストとギアを上手く組み合わせながら上ると、あっという間に到着しました。勾配のきつい坂はアシストをHIGHモードにして走行しましたが、グングンと進んでいくことにびっくりしました。アシストを切り替える時のレスポンスも速くスムーズなので、曲がり角の急な坂や短い坂でも止まることなく、グイグイと進んでいきます。カフェに到着する頃には、不安も忘れてe-bikeでの走行が楽しくなっていました。

早速、カフェで朝ごはん兼ランチです。天気が良ければ、テラス席からは海まで一望できるそう。パンやケーキがとても美味しくて、リゾート地に来たようなゆったりとした気分に。そして、カフェの隣にある雑貨屋さんでも植物や雑貨を撮らせてもらいました。

カフェと併設される雑貨屋さんでも撮影

お腹が満たされたところでパワースポット巡りです。鎌倉には鶴岡八幡宮だけでなく、富が増えるという銭洗弁財天宇賀福神社や縁結びの葛原岡神社を始めとして、たくさんの神社があります。今回訪れたのは寿福寺、葛原岡神社、報国寺。その中でも一際美しかったのが寿福寺。小雨がぱらついて人があまりいなかったせいもあって、ひっそりと静かで、落ち着いた気持ちで参拝することができました。1200年創建という歴史を感じる佇まいで、その雰囲気に癒されました。

ひっそりと静かで歴史を感じさせるたたずまいの寿福寺

参道や路地など奥に続く道を撮影するときは、カメラを構える位置を意識しています。下の二枚は同じ場所から、撮影する高さだけを変えて撮ってみました。低い位置でカメラを構えたほうが道の手前がボケて奥行きができ、道が広く写る分、重厚感と安定感が生まれます。

巡りたいお寺をいろいろと調べていた時に見つけた傾斜のすごい坂「亀ヶ谷坂切通し」。「亀返坂」という別名もあり、急坂のため亀も引き返したり、ひっくり返ったとされる坂です。すっかり自信のついた私はこの坂に挑むことにしました。

上の写真は坂を正面から見た写真と横から撮った写真。坂の角度がわかりやすいように、カメラの水準器を利用して、傾斜を撮影してみました。e-bikeを持った私が立つとこんな感じです。ピンポン球があれば、結構な勢いで転がっていくほどで、歩いて上るのも大変な急坂です。

いきなり坂から走るのは危ないので、平坦な道からスタート。特に助走もつけずに坂道へ突入しましたが、アシストをHIGHに、ギアを軽くして進むと、「これ坂?」と思うくらいスイスイと上がっていきます。ペダルが踏み込めなくてフラついたり、立ち漕ぎしたりせずに平地と変わらない姿勢で亀ヶ谷坂切通しを制覇できました。そして、坂を下る時もディスクブレーキがしっかりと効いてくれるので、安心して走行できます。e-bike、おそるべし。初心者の私でもこんな急坂を制覇できるなんてびっくりです。

小町通りを散策

次は鎌倉駅前の駐輪場に自転車を止めて、小町通りを散策です。買い物や食べ歩きが楽しいエリアなので、写真を撮りながら商店街を堪能しました。鎌倉の雰囲気を出したいと思い、カラーの写真はすべてクリエイティブピクチャーコントロールの「トイ」というフィルターを使用しています。色を鮮やかにしながらも深みと落ち着きのある色表現で、鎌倉で出会った被写体をよりおしゃれに表現することができました。

お土産の鎌倉地ビールを購入した酒屋さんのご主人

鎌倉にはいろいろな地ビールがあって、どれもラベルがすごくかわいいので、気になるビールを数本酒屋さんでお土産に購入しました。荷物が増えてもe-bikeならスイスイ走れますので。また、その酒屋さんの雰囲気がとても素敵だったので、声をかけて店主を撮らせてもらいました。年代を感じる店内と店主の渋さを表現したいと思い、モノクロの設定に。

観光地に行くと、いろいろな被写体に出会えるので思わずカメラを向けたくなりますが、コミニュケーションを取りながら撮影するのもマナーの一つですね。カフェなどで撮影する時も「写真を撮らせてもらってもいいですか?」の一言があれば、お互い気持ちよく過ごせます。

素敵なカフェで一休み

初心者でもe-bikeなら約30kmもの距離をラクに走れる!

最後は逗子方面までサイクリングして、スタート地点の江ノ島まで戻ってきました。いろいろなところに寄り道しながら散策したので、江ノ島に着く頃には約30km近く走っていて驚きました。鎌倉は坂道が多かったので、坂を上る時は常にアシストをHIGHにしていましたが、バッテリー残量が半分以上残っていて、まだ100km以上の走行が可能と表示されていました。

e-bikeでいろいろ散策していましたが、初心者なのに気付けば約30kmも走っていたことに驚き

電動アシスト自転車は走行途中でバッテリーが切れないかが一番不安ですが、これだけバッテリーが大容量なら安心してどこまででも行けそうです。そして、薄いけどクッションがしっかりとしたサドルのおかげで、お尻が痛くなることもなく、サイクリングを楽しめました。帰り道は雨が降り出してしまうサイクリングでしたが、防水性が高いのも安心ですね。

バッテリーや電動アシストドライブユニットは防水なので、サイクリング中の急な雨でも安心

スポーツバイクのサドルは硬めと言われていましたが、AVIATOR-Eのサドルはクッション性も高くお尻が痛くなることもありませんでした

8段変速のギアを装備しているので、乗り慣れてくればもっと快適に走れそうです

太めのタイヤでディスクブレーキも搭載するので安心して走行できました

江ノ島や鎌倉には何度も訪れているはずですが、e-bikeで回ってみると、お寺や神社、おしゃれなカフェや雑貨屋さんなど、楽しめるスポットが想像以上にたくさんありました。クルマだと一瞬で通り過ぎてしまいますし、歩きだと移動できる範囲も限られています。e-bikeは街をちょうどいい速度で楽しめるので、いつもよりも多くの発見があったように思います。もちろん、通常の自転車でも同じことができますが、e-bikeのおかげで坂が多いエリアでも、サイクリングに自信がなかった私でも十分に楽しめました。これを機にe-bikeでもっと街を楽しんでいきたいと思います。

「SHIMANO STEPS」搭載e-bikeは現在11ブランド26モデル!! 今後も続々登場!!

コムロミホさんが体験したルイガノ「AVIATOR-E」と同じクロスバイクやマウンテンバイク、シティサイクルタイプなど、人気急上昇中のe-bikeは続々と新モデルが登場している。現在、11ブランド26モデルのシマノSTEPSのドライブユニットを搭載するe-bikeが発売されており、今後も続々と登場予定なので、ぜひチェックしてほしい。

シマノSTEPS搭載e-bikeのラインナップはこちら

さまざまな最新e-bikeが体験できる全国試乗イベントが開催中

シマノSTEPS e-bike全国試乗イベント

また、全国各地でシマノSTEPSのドライブユニットを搭載するe-bikeの試乗会が開催されている。近所のショップなどで、ぜひe-bikeの走りを体感してみてはいかがだろうか。

シマノSTEPS e-bike全国試乗イベント情報はこちら