2021年に登場した小口径単焦点広角レンズです。ミラーレス時代の交換レンズとしての新たな価値に挑戦する「Iシリーズ」とあります。とにかく小さくて軽く、しかも作り込みがよく高性能という、相反する要件を上手に収めています。レンズ構成は8群10枚(SLD1枚、非球面レンズ3枚)と、小さくても中身がきっちり詰まっている感ありますね。最短撮影距離約10cm、最大撮影倍率1:2というのは広角マクロの世界。大口径レンズでは至近距離だと収差が増大しますから、コンパクトさと性能のバランスを追求するためのF3.5なのかも。極めて上質な描写です。

2021年に登場した小口径単焦点広角レンズです。ミラーレス時代の交換レンズとしての新たな価値に挑戦する「Iシリーズ」とあります。とにかく小さくて軽く、しかも作り込みがよく高性能という、相反する要件を上手に収めています。レンズ構成は8群10枚(SLD1枚、非球面レンズ3枚)と、小さくても中身がきっちり詰まっている感ありますね。最短撮影距離約10cm、最大撮影倍率1:2というのは広角マクロの世界。大口径レンズでは至近距離だと収差が増大しますから、コンパクトさと性能のバランスを追求するためのF3.5なのかも。極めて上質な描写です。