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キヤノン「RF14mm F1.4 L VCM」が最強の“星空レンズ”と呼ばれる理由
- 提供:
- キヤノンマーケティングジャパン株式会社
2026年6月23日 07:00
RF14mm F1.4 L VCMは画角の広さ、開放F1.4の明るさ、画像周辺部の点像再現性の高さという星空風景に求められる条件を兼ね備えている。最強の“星空レンズ”との呼び声も高く、キヤノンユーザー待望の1本として注目されている。今回は星景写真家・たけもち氏にリアルな手応えを語っていただいた。
1990年大阪府生まれ。天の川を求めて旅するフォトグラファー。平日は会社員として働き、休日にカメラを待ち国内海外を旅しながら撮影を続けている。天の川を求めて旅するスタイルで、好きな国は、日本・ニュージーランド・フィンランド・アイスランド。キヤノンVアンバサダー
※本企画は『デジタルカメラマガジン2026年7月号』より転載・加筆したものです。
コンパクトで周辺画質も折り紙付き
普段私は美しい天の川を求めて旅をすることをライフワークにしているが、今回はRF14mm F1.4 L VCMを携えて三重県志摩市の立神と横山展望台に赴いた。英虞湾に突き出す桟橋や60もの小島と天の川を絡められる魅惑的な場所だ。
本レンズのレビューを見て私にとって理想の「星空レンズ」だと確信し、奮発して発売と同時に2本購入したほどほれ込んでいるのだが、使ってみてとにかく感動の一言。まず驚いたのはそのサイズ感だ。最大径約76.5mm、全長約112mm、重さも約578gと軽量。
今までの広角単焦点レンズは総じて大きく重かったので、気合いを入れた星空撮影やオーロラ撮影のときにしか持ち運ばなかった。しかしRF14mm F1.4 L VCMは星空撮影以外でも「とりあえず広角はこれをバッグに入れておこう」と思える気軽さ。特に荷物の制限がある海外の撮影で得られるメリットは大きい。
積極的に使いたくなる理想の1本
コンパクトでありながら星空撮影に求められる高い描写力もまた素晴らしい。満天の星空を高精細に写したいとき、14mmという超広角の周辺画質は光学的にシビアだが、開放F1.4でも像の甘さや変形がなく、完璧に点像を再現する。低ISO感度で撮れるF1.4の優位性を担保しつつ天の川全体が画角に収まり、かつ無数の星々を精密に描写できるのだから非の打ち所がない。
気軽に持ち出せて天の川を美しく描き出すこのレンズは、おのずと使用機会が増え、表現の幅を広げてくれるだろう。決して買いやすい価格帯ではないが、理想の「星空レンズ」であるのは間違いない。海外の星空やオーロラの撮影を予定しているので、今からどんな画になるのか楽しみだ。
圧倒的に有利な開放F1.4
14mmの超広角をカバーしながら開放F1.4が使えるメリットは大きい。タイムラプスやオーロラの撮影でも、F1.4の選択肢は表現の幅や画質の面で有利だ。下の写真のように、ISO感度を共通の3200にして本レンズのF1.4とズームレンズのF2.8で比較した場合、F1.4ならより天の川を明るく明瞭に写せる。シャッター速度を維持しつつF2.8で同様の明るさを得るにはISO 12800が必要で、どうしてもノイズが多くなる。
周辺部の点像再現性が素晴らしい
撮影前に一番気になっていたのは四隅の星の点像性。以前に使用したF1.4レンズでは星が点像にならず、F3.5まで絞る必要があった。下の写真は左上の隅を拡大したものだが、本レンズは開放F1.4でも十分。さらにシャープさを求めて赤道儀などを使用する場合は、F2.8やF3.5まで絞れば完璧な描写になる。
夜空を全周190°捉えられるもう1本の“星空レンズ”
広角端7mmの全周魚眼は、一般的な180°よりも広範囲の190°で撮れるのが魅力だ。初めて全周魚眼を使用して夜景を撮ったが、広大な空が日没に向けて刻々と変わる時間帯に最適な画角だった。
一方、望遠端14mmの対角線魚眼は、同じ夜景でもよりダイナミックに写る。また、全周魚眼とは異なる個性や面白みが得られ、地球を感じるような雰囲気で撮れて楽しい。1本で両者を使い分けられるのは大きな魅力だ。
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