2月号【吉木りさ + ペンタックスK-x】4週目
~オフショット編

 「K-x」は、入門向きということもあり、いろいろ楽しめる機能が付いている。例えば「SCN」(シーンモード)もその1つ。シーンに合わせていろいろな設定を自動的に制御するモードだ。「夜景」や「夕景」などは、ほかのカメラにもよく見られるが、加えて、「サーフ&スノー」、「料理」、「ステージライト」、「キッズ」、「ペット」、「キャンドルライト」、「美術館」、「ナイトスナップ」がある。キャンドルライト、美術館、ナイトスナップは、何となくカメラの設定が分かるものの、ほかのモードはどのようなロジックになっているのだろうか。ちょっと気になったりもする。特にキッズとペットの違いは何だろう(笑)

 最近のデジカメには欠かせなくなってきた「動画」にも対応している。フォーマット的には、Motion JPEG(AVI)、24fpsで1,280×720ピクセルと640×416ピクセルの2パターン。モノラルマイクを内蔵している。本格的な動画撮影にはちょっと物足らないが、ユーザー層を考えると無難なまとめ方だ。もう少し撮影時間に余裕があれば、各カメラの動画機能で簡単なイメージを撮りたくて最近ウズウズしているのだが、現状では写真を撮るだけで一杯一杯なのは残念なところ。

 最下段左のカットは、3週目に使ったストロボ「AF540FGZ」を実際K-xに付けたところだ。ご覧の様ようにかなり大きくアンバランスで、価格もボディと大差無い。一般的には「AF200FG」か「AF360FGZ」を使うことになるだろうか。それとも内蔵ストロボを使い、物足らなくなったら、本体ごとグレードアップする可能性も考えられる。いずれにしても、このK-xで不満を感じ出したら、初心者卒業と言えそうだ。

K-x + DA 40mm F2.8 Limited
ISO400 / WB:オート / F3.5 / 1/90秒 / RAW(PENTAX Digital Camera Utility 4で現像)



 今月号は、女の子に似合うデジタル一眼レフカメラなので、りさちゃんがK-xを持っているカットを何時もより大目に撮っている。そう言えば先日、ペンタックスが、2月19日から3月19日までの1カ月間、「PENTAX K-xが美人時計とカラフルコラボ」を行なう発表があった。詳細は、ココに載っているので、興味のある人は是非見て欲しい。なかなか面白い企画だ。もちろん彼女が出ている「キャンパスナイトフジ」もお忘れなく!

actress吉木りさフィットワン
photographer西川和久
K-x
DA 40mm F2.8 Limited



西川和久
(にしかわ かずひさ) 1962年11月生まれ。もともとPC系のライター&プログラマーであったが、周辺機器としてデジカメを使い出してから8年。気が付くとグラビアカメラマンになっていたと言う特殊な経歴の持ち主。初めて使った一眼レフはCanon EOS DCS 1c。現在、dwango.jp(待受)のグラビアマガジン、着エロ系DVDのジャケ写などで活躍中!http://www.iwh12.jp/blog/

2010/2/26/ 00:00