Leofoto FIELD REPORT 三脚のある美しい写真
使用シーンに応じて3種の組み合わせを操る
鈴木一雄さんがレオフォトの三脚&雲台の使い分けを解説
- 提供:
- 株式会社ワイドトレード
2026年2月19日 07:00
写真家にとって最高の三脚は、必ずしも1つとは限りません。鈴木一雄さんは常に3セットの三脚と雲台を現場に持って行き、被写体やシーンに合わせて使い分けているそうです。風景なのか生き物なのか、あるいは撮影地が山なのか海なのかによって、求められるスペックは異なります。今回は、鈴木さんが厚い信頼を寄せる愛用のラインアップと、その使い分けの妙を詳しく紹介していただきました。
※本企画は『デジタルカメラマガジン2026年3月号』より転載・加筆したものです。
脚と雲台の組み合わせを増やそう
私は、仕事柄多くの三脚を所有しているが、現在では主に3種類の三脚を使い分けている。脚は「LS-364C」「LA-324CL」「LP-324C」の3種類、雲台は、「GW-01」「G4」「FW-01R」の3種類だ。
私のカメラは重たい中判デジタルカメラが主なので、脚のメインは「LS-364C」とし、海水を含め脚を水に入れる場合は「LA-324CL」または「LP-324C」を使う。雲台については、風景や花などをじっくり撮影するときは「GW-01」を使用し、生き物などの動く被写体に対しては「G4」を使う。また、山を登るときや長時間歩く場合は、「LP-324C」と「FW-01R」の組み合わせとなる。
私は愛車で出かけることがほとんどなので、基本的には3種のセットはすべて積み込んでいく。そして、現場での撮影被写体に応じて使い分けている。今回はそのうちの2種のセットについて詳しく紹介していく。
海辺の風景撮影に欠かせない防水・防砂設計「LA-324CL+GW-01」
「LA-324CL」は、伸長172.5cm、質量約1,625gで、耐荷重は15kg。防水・防砂機能が強化されており、海水で脚がぬれても錆びにくいという長所がある。厳冬期の水の中に入れても凍り付いて脚の長さ調整ができないという問題も生じにくい。
「GW-01」は、3軸すべてにギア調整機能があり、厳密なフレーミング調整時に役に立つ。また、3軸の操作ダイヤルノブを緩めて大幅な構図変更をした場合でも手を離すと自動的にストッパーが効き、望遠レンズなどの重たいレンズが誤ってガクンと頭を下げることもない。
風景を緻密に写し撮る質実剛健セット「LS-364C+G4」
「LS-364C」は、全伸長180cm、質量約1,770g、パイプの太いしっかりした作りで、荷重25kgにも耐え、カメラブレ防止効果も高い。
前後左右の2カ所の精密調整が可能なギア雲台。大幅に構図を変える操作レバーは、「GW-01」のように自動的にストッパーが効く仕組みにはなっていないが、3軸の操作レバーを緩めたままにすると、生き物などの動く被写体を追いかけて狙うときには、カメラを思い通りに動かせて便利だ。
車での撮影が多い人は、2種類以上の脚と雲台を用意していくのがおすすめだ。公共交通機関の利用が多い、または体力に自信がない人は「LP-324C」or「LA-324CL」と「FW-01R」or「G4」の組み合わせ、体力に自信がある人は「LS-364C」or「LA-324CL」と「GW-01」(風景写真がほとんどの人)or「G4」(動く被写体を撮ることがある人)の組み合わせを推したい。
今回詳しく紹介できなかったが、「LP-324C」は、伸長130cm、質量約1,440gで、耐荷重は15kg。小型・軽量だが、「LA-324CL」同様に防水・防砂機能を備えている。「FW-01R」は、コンパクトで収納時にハンドルを折りたためる機能も付いている3ウェイ雲台だ。このセットは主に長時間歩くときなど、機動力が求められるシーンで選択している。












