写真展
写真展「知っていますか…ヒロシマ・ナガサキの原子爆弾 被爆から70年」
(JCIIフォトサロン)
Reported by 本誌:河野知佳(2015/7/22 08:00)
1945年8月、原子爆弾の投下でヒロシマ・ナガサキは被爆し、一瞬のうちに死傷者が20万人を超え、都市は破壊されました。戦争の悲惨さや平和の大切さは語り継がれていますが、70年の月日が経ち、戦争や原爆の記憶が薄らいできています。
今回の展示写真は被爆直後から約3カ月間に11名のカメラがとらえた現実です。現存する貴重な写真フィルムからのプリントは、印刷とは違う迫力で悲惨な実相を訴えかけてきます。
本展示は、主催:公益社団法人日本写真家協会「日本写真保存センター」、一般財団法人日本カメラ財団、後援:中国新聞社、公益財団法人広島平和文化センター平和記念資料館、協力:長崎原爆資料館、朝日新聞社、一般社団法人日本写真著作権協会で開催いたします。
(写真展情報より)
展示作品撮影者
ヒロシマ
深田 敏夫(ふかだ としお、1928~2009、崇徳中学徒)、
松重 美人(まつしげ よしと、1913~2005、中国新聞編集局写真部・中国軍管区司令部報道班)
岸田 貢宜(きしだ みつぎ、1916~1988、広島師団司令部写真班)
尾糠 政美(おぬか まさみ、1921~2011、陸軍船舶司令部写真班)
川原 四儀(かわはら よつぎ、1921~1972、陸軍船舶司令部写真班)
宮武 甫(みやたけ はじめ、1914~1985、朝日新聞大阪本社写真部)
佐々木 雄一郎(ささき ゆういちろう、1917~1980、写真家)
菊池 俊吉(きくち しゅんきち、1916~1990、東方社写真部)
林 重男(はやし しげお、1918~2002、東方社写真部)
田子 恒男(たご つねお、1924~1998、東方社写真部助手)
ナガサキ
山端 庸介(やまはた ようすけ、1917~1966、西部軍司令部報道班)
林 重男(はやし しげお、1918~2002、東方社写真部)
会場・スケジュールなど
- ・会場:JCIIフォトサロン
- ・住所:東京都千代田区一番町25番地JCIIビル
- ・会期:2015年8月4日火曜日〜2015年8月30日日曜日
- ・時間:10時〜17時
- ・休館:月曜日
- ・入場:無料