写真展告知

連続企画「都築響一の眼」vol.4:portraits 見出された工藤正市

KKAG(東京・東神田)6月9日~

写真家・編集者の都築響一氏が、独自の切り口で最先端の写真家を紹介していく連続企画「都築響一の眼」。シリーズ第4回は、青森の風景と人々を撮りつづけた作家・工藤正市の作品群を取り上げ、「portraits 見出された工藤正市」を開催します。工藤正市は、1929(昭和4)年青森市に生まれ、2014年に84歳で亡くなった写真家。これまで封印されていた写真群を、都築響一氏のキュレーションにより半世紀を経て公開します。ぜひご高覧ください。

写真展情報

会場

KKAG(Kiyoyuki Kuwabara Accounting Gallery)
東京都千代田区東神田1-2-11 アガタ竹澤ビル405

開催期間

2021年6月9日(水)~6月26日(土)

開催時間

15時00分~20時00分(最終日は18時00分まで)
※緊急事態宣言の発令に伴い時短営業中

休廊

日曜日、月曜日、火曜日

入場料

税込500円

作者プロフィール

工藤 正市(くどう しょういち/Shoichi Kudo)
昭和4年(1929)青森市生まれ。
旧制中学校を卒業後、昭和21年(1946)に東奥日報社に入社。
昭和20年代中頃から写真雑誌の月例コンテストや写真展へ応募した作品が高い評価を受ける。
昭和28年(1953)月刊『カメラ』月例第一部の年間1位となる。
コンテストの審査を担当していた土門拳などの写真家との交流もあったという。
昭和30年代に入ると仕事との両立が難しくなり、次第にコンテストへの応募をやめ、仕事に専念するようになる。
昭和39年に青森県写真連盟の設立に関わるなど地元写真界での活動は続けていく。
昭和40年代 東奥日報社写真部長となり、昭和50年代には機械報道部長や弘前支社長などの役職を歴任。
昭和63年頃 東奥日報社を退社。青森西南部東奥日報販売(株)取締役社長に就任。
平成3年頃 青森西南部東奥日報販売(株)を退社。
平成26年(2014)逝去。