デジタルプログラムによる幻想的な演出も…旧安田庭園で初のライトアップイベントが開催中

墨田区立 旧安田庭園（東京）で、ライトアップイベント「SUMIDA光のナイトガーデン－心躍る光の情景－」が12月28日（土）まで開催している。開園時間を2時間延長しており、20時00分まで幻想的で風情ある光を体感できるという。入場無料。

園の中央に位置する心字池の周囲を中心に、「心」という字を描くように照明を配置。光の灯った木々が池の水面に写りこみ、鏡を合わせたかのように神秘的な空間が広がるという。池の周りの散策路には行灯を配置して、江戸から続く日本らしさを感じられる演出とした。

デジタルプログラムによるフルカラー演出も実施。干潮を思わせる白と、満潮を思わせる青の2色の光が時間に合わせてグラデーションで移り変わる。デジタル技術による幻想的な光景を楽しめるとしている。

旧安田庭園は元禄年間（1688～1703年）に築造されたと伝えられている庭園。安政年間（1855～1860年）に隅田川の水を引いた潮入回遊式庭園として整備された。池の水位調整のために作られた旧水門が遺構として保存されている。

イベント概要

期間：2024年11月30日（土）～12月28日（土）
時間：16時30分～20時00分
会場：墨田区立 旧安田庭園