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ハクバ、透湿生地で蒸れにくいカメラ用レインカバー
クッションを封入した手持ち撮影用も
Reported by 本誌:鈴木誠(2016/5/17 13:36)
ハクバ写真産業は、カメラに雨がかかることを防ぐ「セーフテック カメラレインカバー」2モデルを5月12日に発売した。
手を入れた際の蒸れやモニターの曇りを軽減するため、内部の湿気を外に通す透湿性素材を採用したレインカバー。背面ウィンドウは、透明度が高く、低温でも硬化せず、タッチパネル操作にも対応したTPU製とした。
ラインナップは、三脚撮影時を想定した「セーフテック カメラレインカバープロ」と、手持ち携行時に雨と衝撃を防ぐ「セーフテックカメラレインカバーライト」(L/Mの2サイズ)の2モデル。カラーはブラックのみ。
セーフテック カメラレインカバープロ
70-200mm F2.8の望遠ズームレンズ程度までを想定したレインカバー。希望小売価格は税別8,600円。
立体裁断フォルムで操作性に配慮した製品。防水性確保のため溶着と縫製を使い分け、縫製部分にはレインウェアーのようにテープで二重に浸水を防ぐ「シームシーリング」を施した。
手を入れる部分と三脚を通す部分はファスナー式。開口部の大きさを変えられることで、水の浸入をより抑える。パンハンドル等もカバー内部に入れながら撮影できる形状とした。底部がダブルファスナー式のため、開口位置をずらすことでカメラの縦横を切り替えても操作がしやすいという。
開口部にはYKKの止水ファスナーを採用。また、樹脂製のジッパースライダーを選ぶことで、三脚などの傷つきに配慮している。
対応レンズは最大長350mm、最大径110mm(いずれもフード込み)。レインカバー本体の重量は約120g。
セーフテック カメラレインカバーライト
カメラの持ち歩き時に雨を防ぐレインカバー。希望小売価格はLサイズが税別5,300円、Mサイズが4,700円。
カメラストラップに巻くように取り付け、きんちゃく状になった側面からスライドさせてカメラを出し入れする。内部にはクッションが溶着されており、携行時に衝撃から保護する。
背面ウィンドウは透明度が高くタッチパネル対応。カバーを装着したままでは撮影はできないが、画像再生などカメラの操作は可能としている。
Lサイズは、全長120mmまでのレンズを装着した一眼レフカメラに対応。重量は約130g。
Mサイズは、全長90mmまでのレンズを装着した一眼レフカメラに対応。重量は約100g。