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Samsung、チルトEVF内蔵のミラーレス機「NX30」

広角端F2の標準ズームなど新レンズ2本も

 Samsungは1月6日、ミラーレスカメラ「NX30」とNXマウントの交換レンズ2本を発表した。

・NX30

 有効2,030万画素のAPS-CサイズCMOSセンサーを搭載するモデル。上方向80度にチルト可能なEVF(約236万ドット)を内蔵する。

 Wi-Fi機能も内蔵する。NFC機能を搭載し、対応するスマートフォンなどと簡単にペアリングができるとする。スマートフォンでカメラのライブビュー画像見ながら撮影できる「リモートビューファインダープロ」機能も利用できる。

 最高シャッター速度は1/8,000秒。最高感度はISO25600。連写速度は9コマ/秒。フルHD(60p)動画も撮影可能。背面モニターは約204万ドットの3型有機EL。

 外形寸法は127×95.5×41.7mm、重量は375g(バッテリーを除く)。

・16-50mm F2-2.8 S ED OIS

 APS-Cセンサー用の標準ズームレンズとしては、広角端が開放F2と明るいのが特徴。

 レンズ構成は非球面レンズ3枚、特殊低分散レンズ2枚、超高屈折レンズ2枚を含む12群18枚。手ブレ補正機構や防塵防滴性能を備える。

 最短撮影距離は0.3m。最大撮影倍率は0.19倍。フィルター径は72mm。外形寸法は81×96.5mm、重量は622g。

・16-50mm F3.5-3.6 Power Zoom ED OIS

 電動ズームを搭載する標準ズームレンズ。開放F値を抑え小型軽量化を図った。電動ズームは鏡胴のシーソースイッチで操作できる。

 レンズ構成は非球面レンズ4枚、特殊低分散レンズ1枚を含む8群9枚。手ブレ補正機構を備える。

 最短撮影距離は0.24m(広角)、0.28m(望遠)。最大撮影倍率は0.24倍。フィルター径は43mm。外形寸法は64.8×31mm、重量は111g。

(本誌:武石修)