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キヤノン「EOS 5D Mark III」の最新ファームウェアが公開

 キヤノンは30日、デジタル一眼レフカメラ「EOS 5D Mark III」の最新ファームウェアを公開した。バージョン番号は1.2.3。ストロボ撮影でまれに発光しない現象や、AF微調整の値が変わってしまう現象の修正などを含む。

 詳細は次の通り(引用)。

Ver.1.2.3の変更内容

  • ストロボ撮影で、シャッターボタンを押すタイミングによりストロボが発光しないことがある現象を修正しました。
  • AFマイクロアジャストメントの値が “-8” などに変わってしまう現象を修正しました。
  • 液晶モニターの表示で、コントラスト差が大きい境界部に偽色の線が出る現象を修正しました。
  • HDMIケーブル接続時にライブビューのヒストグラムが正しく表示されない現象を修正しました。
  • HDMIケーブル接続時にカメラの液晶モニターの明るさを変更できるようにしました。

 AFマイクロアジャストメントに関する修正はVer.1.2.1でも行なわれているが、今回更なる修正を行なったとしている。

 EOS 5D Mark IIIは、35mmフルサイズ相当の約2,230万画素CMOSセンサー、画像処理エンジン「DIGIC 5+」、6コマ/秒の連写機能などを搭載するデジタル一眼レフカメラ。実勢価格は31万8,700円前後。

(本誌:鈴木誠)