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ニコン、光学30倍の単3電池対応モデル「COOLPIX L820」

 株式会社ニコンイメージングジャパンは、「COOLPIX L820」を2月下旬に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は3万5,000円前後の見込み。

 本体色はブラックとレッド。

 2012年2月発売の「COOLPIX L810」の後継モデル。単3形電池4本で駆動するベーシックな高倍率ズーム機で、モデルチェンジに伴い、光学ズームが26倍から30倍に強化された。

 具体的には、22.5-585mm相当(35mm判換算)F3.1-5.9から、22.5-675mm相当(同)F3-5.8へと変化している。レンズシフト式の手ブレ補正機構は、L810より引き続き搭載。

 また、撮像素子がCCDからCMOSに変更されている。有効画素数については、1,610万から1,605万と大きな変化はない。ただし、オート時の自動設定でISO3200を利用可能とした。サイズはともに1/2.3型。

 動画機能が720pから1080pになったのもトピック。圧縮形式はH.264。

 上記を除く主な仕様は、L810と共通。

 液晶モニターは3型92万ドット固定式。EVFは非搭載。

製品名COOLPIX L820
撮像素子1/2.3型有効約1,605万画素CMOSセンサー
レンズ焦点距離22.5-675mm相当(35mm判換算)F3-5.8
最短撮影距離約1cm
手ブレ補正レンズシフト式
感度ISO125-3200(全モード含む)
露出プログラムプログラムオート
測光方式マルチパターン、中央部重点、スポット
シャッター速度4-1/4,000秒(全モード含む)
液晶モニター3型約92万ドット
記録メディアSDXC/SDHC/SDメモリーカード
連写速度最大約8枚/秒
動画記録H.264(最高1,920×1,080/30fps)など
バッテリー単3形電池4本
外形寸法約111×76.3×84.5mm
質量約470g(バッテリー、メモリーカード含む)

(本誌:折本幸治)