写真ビジネス従事者向けイベント「PHOTONEXT2012」の開催概要が発表


 プロメディア、写真感光材料工業会、日本カラーラボ協会、一般社団法人日本写真映像用品工業会は5日、営業写真館・ブライダルフォト業界向けのイベント「PHOTONEXT2012」の開催概要を発表した。会期は6月26日〜6月27日。会場は東京ビッグサイト西4ホールおよび会議棟。入場は無料。学生などビジネス目的以外の入場も可能。

 今年で3回目を迎えるビジネスイベント。全国の営業写真館やブライダルフォト従事者などを主な対象としており、前回(PHOTONEXT2011)は2万4,753人の来場者を集めた。

PHOTONEX2012開催概要小間割りのイメージ

 出展社数は120。新たに、アットフォト、アマナホールディングス、インフィニティ、エーディテクノ、エヌ・イー・ピー、オンディーヌ、ガナシス、渋谷文泉閣、ジャパンクリエイト、杉藤、セコニック、ゼネラル、常磐写真用品、日本グローイング社、日本製図器工業、バイオテック、フォーディー、フォトカインドアイ、博多デジタルフォト、ペンタックスリコーイメージング、マイクロンジャパン、ミタニ、森商店、ライトアップ、リンクエイジが出展する予定。出展小間数は計277。

 5日に行なわれた記者向け発表会で、プロメディア代表取締役の北島茂氏は、テーマを「写真の実力」と強調。東日本大震災で被災したアルバムの修復に、多くの人が協力したことについて触れ、「消費者が写真に込めた想いや、社会から写真がどう評価されているかを、震災から写真業界は改めて学んだ。いまほど写真の意義、価値、役割が認識されているときはない」と述べた。

 その写真の実力を、撮影力、商品力、販売力の3つに区分。それぞれについて以遠とやセミナーを行なうことで、テーマを具現化する。

 従来と同じくBtoBを基本とするビジネスショーという方向性は堅持する。前回の出展者アンケートによると、出展者の62%が、フォトグラファーとフォトビジネスに絞った従来の方向性を支持しているという。

 その一方で29%は拡大路線への期待を寄せていることから、今後はムービー、電子出版、披露宴演出、雑貨、アプリなどへ出展対象を拡大するという。

プロメディア代表取締役の北島茂氏前回好評だったアウトレットコーナーも引き続き設置するという
  • 名称:PHOTONEXT2012
  • 日時:6月26日(10時〜18時)、6月27日(10時〜17時)
  • 会場:国際展示場(東京ビッグサイト)西4ホール、会議棟

(本誌:折本幸治)

2012/4/13 15:31