【CP+】マルミ光機はフィルター用の帯電防止コートを発表


 マルミ光機ブースでは、新たに開発した帯電防止コートのデモを行なっていた。同コートを採用したプロテクトフィルターとPLフィルターを秋に発売するという。

マルミ光機ブース

 フィルターはクリーニングなどで拭いた際にも静電気が発生し、ホコリが付きやすくなるという。帯電防止コートを採用することで、よりクリーンな状態に保てる。

 帯電防止コートを採用したPLフィルターは、併せて新開発の高透過偏光フィルムを採用することで、従来2段分だった光量低下を1段分程度く抑えたという。

 さらにネジ部分にフッ素コートを施すことで、レンズへの着脱がスムーズになるとしている。

帯電防止コートのデモ。左はコートあり、右はコート無し。コートがあれば、発泡スチロールの玉が付きにくい新型(上)と従来品(下)のPLフィルターの明るさ比較

 またブースでは、金環日食撮影に向けたND100000のフィルターも見ることができる

5月21日に起きる金環日食撮影向けのフィルター「DHG ND-100000」も展示。77mmと58mmをラインナップする。いずれも発売済み




(本誌:武石修)

2012/2/11 14:22