ペンタックス、「645D」「K-5」「K-r」の最新ファームウェア
~「Digital Camera Utility 4」も更新。位置情報表示に対応
ペンタックスは14日、デジタル一眼レフカメラ「645D」、「K-5」、「K-r」の最新ファームウェアを公開した。バージョン番号はいずれも1.11。
645D |
K-5 | K-r |
更新内容は各機種とも共通。前バージョン(Ver.1.10)ではカメラ内RAW現像の際に新たに位置情報を取得していたが、新ファームウェアでは撮影時に取得した位置情報を現像した画像に反映できるようにした。
なおK-rのコラボレーションモデルに新ファームウェアを適用するとオリジナルの起動画面は消去され、標準仕様の起動画面になる。
また、デジタルカメラの付属ソフト「Digital Camera Utility 4」の最新版も同日公開した。バージョン番号は4.33。
更新内容は以下の通り。
- 撮影情報パネルにGPS情報(緯度、経度、標高、撮影方向)表示項目を追加
- 画像処理エンジンを更新し、現像時のノイズリダクション処理を改善するとともに、縮小表示時の簡易ノイズリダクション処理に対応
- 1つのフォルダに多数の画像が保存されている場合、パラメーターデータベースの読み書きが不安定になる現象を改善
- 外付けHDDに保存された画像のパラメーター調整値が、当該HDDの切断時にも調整パラメーターデータベースに保持されたままになるように変更
2011/7/14 13:04