メッツ、「MECABLITZ」ストロボをフルモデルチェンジ


 ケンコー・トキナーは、ドイツのストロボブランド「メッツ」の新製品として、クリップオンストロボ3製品を7月1日に発売する。

 ラインナップは、「MECABLITZ 58AF-2 digital」、「MECABLITZ 50AF-1 digital」、「MECABLITZ 36AF-5 digital」の3モデル。


MECABLITZ 58AF-2 digital

 ガイドナンバー58(ISO100/105mm時)の最上位モデル。キヤノン用とニコン用をラインナップする。それぞれE-TTL II、i-TTLに対応。価格は6万2,790円。

MECABLITZ 58AF-2 digital

 2007年4月発売の「58AF-1 digital」の後継機種。シューベースが金属になり、内蔵パネルが18mmから12mmにワイド化した。

 主発光部は水平300度、上方90度、下方7度への回転が可能。また主発光部と副発光部のツインフラッシュを備えており、バウンス発光時にもキャッチライトを入れられる。

 24-105mmの自動ズームにも対応。従来モデル同様、本体側面にファームウェアアップデート用のUSB端子を装備する。発光部には反射板も搭載している。

 電源は単3電池4本。アルカリ乾電池、ニッカド電池、ニッケル水素電池、リチウム電池を使用可能。アルカリ乾電池での発光回数は約180回。

 外形寸法は71×99×148mm。質量は約370g(電池除く)。スタンド、ケースが付属する。


MECABLITZ 50AF-1 digital

 メッツ多機能ストロボのミドルモデル。ガイドナンバーは50(ISO100/105mm時)。オリンパス/パナソニック用、キヤノン用、ソニー用、ニコン用、ペンタックス用をラインナップする。価格は3万5,490円。

MECABLITZ 50AF-1 digital

 58AF-2と同じく、ファームウェアアップデート用のUSB端子を装備。発光部のバウンス角度も同様。自動ズームは24−105mm。ワイドパネルは12mmに対応する。マニュアル発光やスレーブ発光も可能。

 電源は単3電池4本。アルカリ乾電池、ニッカド電池、ニッケル水素充電池、リチウム電池も使用できる。発光回数は約210回(アルカリ乾電池の場合)。

 外形寸法は71×99×137mm。質量は約345g(電池除く)。


MECABLITZ 36AF-5 digital

 小型軽量ながら、手動ズームヘッドを搭載したTTL専用ストロボ。オリンパス/パナソニック用、キヤノン用、ソニー用、ニコン用、ペンタックス用をラインナップする。価格は1万8.690円。

MECABLITZ 36AF-5 digital

 ガイドナンバーは36(ISO100/85mm時)、24(35mm時)、12(18mm時)。上方90度のバウンス発光が可能。28-85mmの手動ズームが可能で、ワイドパネルは18mmに対応する。

 電源は単3電池4本。アルカリ乾電池、ニッカド電池、ニッケル水素充電池を使用できる。リチウム電池は使用不可。発光回数は約450回。

 外形寸法は73×88×113mm。質量は約200g。



(本誌:折本幸治)

2011/6/22 00:00