「写真甲子園2011」の本戦出場校が決定。応募数は過去最多


 写真甲子園実行委員会事務局は20日、「写真甲子園2011」の本戦出場校を発表した。

 写真甲子園は、写真部やサークル所属の高校生を対象とした写真コンテスト。写真の町として知られる北海道上川郡東川町が主催している。初戦では過去最多となる403校の応募があった。

 本戦出場が決定した20校は以下の通り。当初18校の枠だったが、東日本大震災の被害を受けた東北ブロックについて「がんばれ東北枠」として2枠を追加している。

北海道ブロック代表(応募数38校)

  • 北海道帯広南商業高等学校(5回目、4年連続)
  • 北海道旭川工業高等学校(5回目、4年ぶり)

東北ブロック代表(応募数36校)

  • 盛岡中央高等学校(2回目、2年連続)
  • 石巻市立女子高等学校(初出場)
  • 宮城県石巻好文館高等学校(初出場)
  • 宮城県柴田農林高等学校(4回目、3年連続)

関東ブロック代表(応募数98校)

  • 栃木県立栃木工業高等学校(5回目、5年連続)
  • 群馬県立大間々高等学校(初出場)
  • 正則高等学校(3回目、2年連続)
  • 明星学園高等学校(2回目、2年ぶり)

中部・東海ブロック代表(応募数75校)

  • 中越高等学校(5回目、13年ぶり)
  • 静岡県立伊東高等学校城ヶ﨑分校(3回目、2年ぶり)
  • 愛知県立田口高等学校(初出場)

近畿ブロック代表(応募数59校)

  • 大商学園高等学校(初出場)
  • 大阪府立成城高等学校(2回目、2年連続)
  • 兵庫県立伊丹西高等学校(初出場)

中国ブロック代表(応募数28校)

  • 山口県立下松高等学校(2回目、2年連続)

四国ブロック代表(応募数19校)

  • 香川県立坂出高等学校(3回目、3年ぶり)

九州・沖縄ブロック代表(応募数50校)

  • 八代白百合学園高等学校(9回目、2年連続)
  • 沖縄県立南部工業高等学校(3回目、3年連続)

 本戦は、7月26日~7月29日にかけて北海道の大雪山国立公園およびその周辺で実施する。審査委員は順不同で、立木義浩氏 (写真家、審査委員長)、竹田津実氏(写真家、エッセイスト、獣医)、米美知子氏(写真家)、石田立雄(CAPA編集長)、川人正善(北海道新聞社写真部長)。

 主会場となる東川町農村環境改善センター(北海道上川郡東川町東町1-1-3)では、審査会などを一般公開する。入場は無料。また、7月30日には写真展「東川町国際写真フェスティバル」を開催する。




(本誌:武石修)

2011/6/20 18:44