タムロン、写真関連事業が好調で第1四半期は増収増益


 株式会社タムロンは28日、平成23年12月期第1四半期(1月1日〜3月31日)の連結業績を発表した。売上高は前年同期比9.9%増の122億7,700万円。営業利益は同27.2%増の8億9,700万円。経常利益は同34.3%増の9億5,200万円。四半期純利益は58.1%増の7億800万円となっている。

 主力事業である写真関連事業が好調に推移。SP 70-300mm F4-5.6 Di VC USDや18-270mm F3.5-6.3 Di II VC PZDの販売が好調で、自社ブランドは増収となった。交換レンズ市場が好調に推移したことで、OEM関連も増収となっている。写真関連事業の売上高は80億7,100万円。営業利益は12億2,500万円。

 レンズ関連事業は売上高25億6,600万円、営業損失1,000円。監視カメラなどの特機関連事業は売上高16億3,900万円、営業利益1億9,300万円。

 通期での業績は売上高610億円(前年同期比7.7%増)、営業利益56億円(同2.6%増)、経常利益55億円(同0.4%増)、純利益38億円(同3%増)を見込む。



(本誌:折本幸治)

2011/4/28 18:51