【フォトキナ】カメラ記者クラブとTIPAが協力を合意


 カメラ記者クラブと欧州TIPA(The Technical Image Press Association)は25日、ドイツ・ケルンで将来的な協力について合意書を交わしたと発表した。

合意書を交わすカメラ記者クラブからの参加者。手前から柴田誠氏(代表幹事)と猪狩友則氏(幹事)

 フォトキナ2010の会期中、両組織が開催地のケルンで会合を持ち、将来的に相互の団体の振興のために協力していくことを確認したという。

 カメラ記者クラブ、TIPAともに、カメラ・写真専門誌の団体。ともに1年間のうち発売された優れたイメージング製品を選出する賞(カメラグランプリおよびTIPA Award)を主催しているという共通点を持つ。

 TIPAの発表資料中、TIPA委員長のThomas Gerwers氏は、「TIPAの振興のため2つの協会が共に作業できることをうれしく思う」とコメント。カメラ記者クラブの柴田誠代表幹事は同資料内で、「今後の協力関係に同意するとともに、両組織の距離が近くなったことをうれしく思う」と述べている。




(本誌:折本幸治)

2010/9/29 21:05