ニコン、フルHD動画対応の10倍ズーム機「COOLPIX S8100」

　ニコンは、コンパクトデジタルカメラ「COOLPIX S8100」を10月7日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は3万8,000円前後の見込み。カラーはブラック、ゴールド、レッドを用意する。

ブラック	ゴールド

レッド

　薄型ボディに裏面照射型CMOSセンサーと光学10倍ズームレンズを搭載し、フルHD動画記録に対応したコンパクトデジタルカメラ。

　撮像素子は1/2.3型有効1,210万画素の裏面照射型CMOS。2010年2月発売の「COOLPIX S8000」は1/2.3型有効1,420万画素のCCDを搭載していた。感度はISO160からISO3200。画像処理エンジンは「EXPEED C2」。

　レンズは35mm判換算の焦点距離30-300mm相当、開放F3.5-5.6の10倍ズーム。撮影可能範囲はマクロ時で約1cmから。レンズシフト式の手ブレ補正機構を利用できる。

　約10コマ/秒の高速連写と、約120コマ/秒のスポーツ連写を利用可能。シャッターを切る直前の画像も記録する「先取り機能」も搭載した。

ブラック

ゴールド

レッド

　新たに最大1,920×1,080ピクセル/30fpsの動画記録に対応。記録形式はMPEG-4 AVC/H.264。音声はステレオ。本体にHDMI出力端子を備える。

　高感度低ノイズ、手ブレ補正機構、新フラッシュ制御、モーション検知の4つを組み合わせた「夜撮りキレイテクノロジー」や、画質を簡単に調整できる「クリエイティブスライダー」などの機能をCOOLPIX S8000に引き続き搭載した。

　対応記録メディアはSDXC/SDHC/SDメモリーカード。約102MBの内蔵メモリーも備える。

　液晶モニターは3型約92万ドットのTFT。電源はリチウムイオン充電池の「EN-EL12」。撮影可能コマ数は約210コマ。

　本体サイズは約104×59.2×29.9mm。重量は約209g（撮影時）。

ブラック

ゴールド

レッド