フェーズワン、マイクロソフトの画像管理ソフトを買収

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　フェーズワンは25日、マイクロソフトのプロ向けメディア管理ソフト「Expression Media」を買収すると発表した。今後、フェーズワン製品のラインナップに加えるほか、既存のExpression Mediaユーザーにはフェーズワンの汎用RAW現像ソフト「キャプチャーワン」を無償提供する。

　Expression Mediaは、写真、ビデオ、音楽など100種類以上の素材を管理し、プレゼンテーションの作成、ファイル共有のためのカタログの構築などの機能を有するデジタル資産管理ソフト。

　8月25日まではマイクロソフトがユーザーサポートを行ない、その後はフェーズワンがサポートを引き継ぐ。

　今回の買収は、マイクロソフトの知的財産（IP）を技術発展のために外部企業に提供するIPベンチャープログラムに基づいたもの。両社は2007年に戦略的協業を締結している。なお、マイクロソフトは今後EXPRESSION STUDIOを自社のSilverlightと.NET向けに引き続き開発するとしている。