デジタルカメラ国内出荷台数が減少に転じる

~CIPA2009年11月統計より

 一般社団法人カメラ映像機器工業会(CIPA)は、2009年11月のデジタルカメラ、交換レンズ、フォトプリンターの生産出荷統計を発表した。

 デジタルカメラ全体の生産実績は、1,282万5,916台(前年同月比114.5%、以下同)、金額ベースで1,579億4,441万3,000円(98.5%)。

 このうち国内出荷は、80万5,489台(67.7%)、168億5,299万6,000円(71.7%)。10月に増加に転じた国内出荷台数だが、1カ月で減少に転じた。なお国内出荷のうち、レンズ一体型は72万130台(65.4%)、120億3,370万2,000円(66.3%)。レンズ交換式一眼レフタイプが8万5,359台(95.6%)、48億1,929万4,000円(90.0%)。

 海外出荷は1,190万38台(115.1%)、1,674億3,990万3,000円(105.5%)。

 一眼レフ用交換レンズの生産実績は176万1,276本(123.5%)、236億4,942万3,000円(115.9%)。国内出荷は35mm用レンズが2万3,799本(117.1%)、11億1,379万5,000円(117.5%)。デジタル専用レンズは12万1,690本(106.3%)、23億8,764万1,000円(106.6%)。

 民生用A4未満フォトプリンターの国内出荷は6万1,443台(109.4%)、8億6,186万6,000円(153.0%)。



(本誌:鈴木誠)

2010/1/5 17:52