コシナ、ニコン用CPU内蔵レンズ「ZF.2」を国内発表


「ZF.2」シリーズ

 コシナは21日、カールツァイスのニコン用CPU内蔵レンズ「ZF.2」シリーズ8本を国内で正式発表した。いずれも発売時期は未定。

 11月16日にカールツァイスが海外で発表していた製品。ラインナップと価格は以下の通り。

  • Distagon T* 3.5/18 ZF.2(16万8,000円)
  • Distagon T* 2.8/21 ZF.2(20万3,700円)
  • Distagon T* 2/28 ZF.2(12万5,275円)
  • Distagon T* 2/35 ZF.2(10万1,850円)
  • Planar T* 1.4/50 ZF.2(7万350円)
  • Planar T* 1.4/85 ZF.2(12万5,475円)
  • Makro Planar T* 2/50 ZF.2(12万5,475円)
  • Makro Planar T* 2/100 ZF.2(19万4,775円)
 従来のニコン用カールツァイスレンズ「ZF」シリーズに、レンズ情報をカメラに伝えるCPUを内蔵した製品。Aiカプラーのないボディでも各露出モードに対応するという。光学系を始め、主な仕様はそれぞれのZFレンズと共通。外観はほぼ同じだが、露出計連動爪は省略している。同じくCPUを内蔵するキヤノン用の「ZE」シリーズと同じ価格設定になっており、ZFシリーズからは、4~12%強の価格上昇となる。


(本誌:武石修)

2009/12/22 13:11