フェーズワン、「Capture One 5」のパッケージ販売を開始

PhaseOne 5 Pro

　フェーズワンは2日、RAW現像ソフト「Capture One 5 Pro」のパッケージ販売を開始した。価格は4万9,800円。対応OSはWindows XP/Vista/7、Mac OS X 10.5.8～10.6。

　日本語を含む9カ国語対応の多言語版。10月28日にダウンロード販売を開始した際は、11月15日の発売をアナウンスしていた。

　パッケージ販売にともない、バージョンを5.0.1にアップデートし、オリンパスE-P2、パナソニックLUMIX DMC-GH1、DMC-G1、DMC-GF1のRAW現像に対応した。そのほかの主な更新内容は下記の通り。

• GPS情報を含むメタデータ処理を改善
• EIPプロファイル関連の処理を改善
• キーボードのショートカットを追加
• 旧型のAMD製CPUをサポートした
• オリンパスE-P1、キヤノンEOS 7DのsRAW、リーフAptus II 5/6/7/10の画像品質を向上
• プログラムの安定性とメモリー処理を改善
• 体験版から製品版へ移行するときに問題が発生していた点を修正
• そのほか、いくつかの改善の適用とバグの修正

　Capture One 5 Proは、各メーカーのRAWに対応した汎用RAW現像ソフト。ピントの合っている部分を着色して表示する「フォーカスマスク」や人物の肌の色を精密に調整できる「スキントーン」といった機能を特徴とする。一部機能を省略した「Capture One 5」と「Capture One 5 DB」もラインナップしている。国内代理店はDNPフォトルシオ。