ペンタックス、「K-x」の最新ファームウェアを公開
~“クロスプロセス”で任意のプリセット効果が選択可能に
K-x(ホワイト) |
ペンタックスは3日、デジタル一眼レフカメラ「K-x」の新ファームウェアを公開した。バージョン番号は1.01。Webサイトよりダウンロードできる。
更新内容は次の通り。
- 「クロスプロセス」で任意の効果を選択できる機能の追加(効果はプリセットの「クロスプロセス1」、「クロスプロセス2」、「クロスプロセス3」から選択)
- グリーンボタンの割り当てに「クロスプロセス」を追加
- 使用バッテリーの種類判別や残量表示の精度など、全体的な動作安定性の向上
クロスプロセスは、通常と異なる現像処理で色合いやコントラストを意図的に変える手法。K-xではその効果をデジタル処理でシミュレーションし、撮影ごとに色調などをランダムに変化させる。
K-xは、APS-Cサイズ相当の有効約1,240万画素CMOSセンサー、2.7型約23万ドットの液晶モニターなどを採用するエントリークラスのデジタル一眼レフカメラ。ライブビュー撮影やHD動画記録にも対応する。発売は10月16日。実勢価格はレンズキットが7万円前後、ダブルズームキットが9万円前後。ボディ単体での販売予定はない。
2009/12/3 10:03