デジタルカメラ国内出荷が台数・金額とも減少に転じる

~CIPA2009年9月統計より

 一般社団法人カメラ映像機器工業会(CIPA)は、2009年9月のデジタルカメラ、交換レンズ、フォトプリンターの生産出荷統計を発表した。

 デジタルカメラ全体の生産実績は、1,239万1,480台(前年同月比92.6%、以下同)、金額ベースで1,535億6,953万6,000円(78.5%)。

 このうち国内出荷は97万8,774台(73.4%)、225億1,974万3,000円(71.5%)。レンズ一体型は84万6,021台(71.5%)、155億432万9,000円(67.3%)。レンズ交換式一眼レフタイプが13万2,753台(88.8%)、70億1,541万4,000円(82.9%)。国内出荷台数は8月に6カ月ぶりで前年同月を上回ったものの、9月は台数・金額ともに前年同月比約3割減となった。

 海外出荷は1,169万5,268台(84.6%)、1,632億5,008万8,000円(70.6%)。

 一眼レフ用交換レンズの生産実績は163万3,819本(94.1%)、212億8,717万9,000円(80.9%)。国内出荷は35mm用レンズが2万6,426本(71.4%)、11億6,884万1,000円(69.1%)。デジタル専用レンズは17万7,673本(104.2%)、31億7,812万6,000円(94.8%)。

 民生用A4未満フォトプリンターの国内出荷は3万6,586台(52.9%)、4億3,560万9,000円(61.2%)。



(本誌:鈴木誠)

2009/11/2 15:46