フラッシュバック、CMOSセンサーの動体歪みを自動補正するプラグイン


 フラッシュバックは、CMOSセンサーで撮影した動画に発生する歪みを自動補正するAfter Effectsプラグイン「Rolling Shutter」(the foundry社製、英語版)を20日に発売した。ダウンロード版のみで、価格は6万690円。

 対応ホストアプリケーションはAfter Effects CS3/CS4。対応OSはWindows XP
32bit、64bit)/Vista(32bit)、Mac OS X。なお、Mac OS X 10.6(Snow Leopard)は現在未対応となっている。

Rolling ShutterRolling Shutterによる補正効果(動画をキャプチャしたもの。フラッシュバック提供)

 CMOSセンサーを採用したカメラで撮影した動画で、画像が斜めになる現象を自動補正するプラグイン。レンズ交換式デジタルカメラおよび、iPhoneやRED ONEなどの動画にも対応する。

 「ローカルモーション推定技術」を搭載することで、動画中の歪みのみを取り除けるという。カメラを動かすことによる歪みのほか、画面内を移動する被写体に発生する動体歪みも補正可能としている。

 CMOSセンサーはラインを順次読出す方式を採用しているため、高速なパンを行なった場合に画面が斜めに歪んだり、高速に移動する物体が斜めに写る現象が一部の機種で発生する。CCDセンサーでは同様の現象は発生しない。


(本誌:武石修)

2009/10/21 14:10