エプソン、「写真用紙クリスピア」をリニューアル


クリスピア<高光沢>

 エプソンは、インクジェット用紙「クリスピア(クリスピア)<高光沢>」をリニューアルし、7月23日に発売する。価格はオープンプライス。

 ユーザーの要望に応え、旧クリスピアに比べて、発色性の向上、色再現範囲の拡大、平滑度の向上、色安定性の向上を図った。また、Lサイズに200枚入、2LサイズとA4サイズに各50枚入のボリュームパックを追加した。


 サイズ、入数、直販価格は下記の通り。

サイズ入数直販価格
Lサイズ50枚880円
100枚1,490円
200枚2,580円
KGサイズ100枚1,780円
2Lサイズ20枚880円
50枚1,580円
A4サイズ20枚1,490円
50枚3,280円
六切サイズ20枚1,380円
四切サイズ20枚2,280円
A3サイズ20枚3,380円
A3ノビサイズ20枚4,200円

 インク受容層を発色層と吸収層の二層構造とし、従来よりインクの吸収を速くするとともに、需要層自体の透明度とベース紙の白色度を向上することで、クリアな発色が可能になった。これにより、色再現域は染料インクで約10%、顔料インクで約5%の拡大、黒濃度は8%向上し、特に黒のしまりがよくなったという。

 また、用紙表面の平滑性と光沢度の向上を図り、用紙の原料となるパルプや抄紙条件の最適化を行なったほか、RC層の厚みを増加するなどの改良も施した。

 用紙のリニューアルに伴い、パッケージも変更。用紙の保管を考慮し、A4サイズ以上の用紙はボックスタイプになった。さらに、A3とA3ノビサイズの箱には切り抜いて持ち手になるようデザインし、運搬性の向上も図る。

 クリスピア<高光沢>は、エプソン製写真用紙のフラッグシップに位置するインクジェット用紙。高い白色率や光沢感に加え、耐光性と耐水性を特徴とする。

A4サイズ以上はボックスタイプのパッケージを採用A3サイズ以上は持ち手になるボックスデザイン

()

2009/6/16 12:00