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世界限定250本の75mmマニュアルレンズ

コーティング違いで2種類をリリース

株式会社焦点工房は、往年のレンズの描写と意匠を現代に再現した、DK-Opticの中望遠レンズ「CHIARO 75mm f/1.9」を10月23日(金)に発売した。

ブルーコーティングモデルとノンコーティングモデルを用意し、世界限定でそれぞれ250本、50本を販売する。ライカMマウント用。

柔らかな描写で知られる英国製レンズ「Dallmeyer Super Six 3inch F1.9」をもとに再構築したマニュアルフォーカスレンズ。35mmフルサイズに対応するほか、カメラ本体の距離計に連動する。

同名の50mm F1.9版が8月に発売済み。

オリジナルを踏襲した4群6枚(ダブルガウス型)の光学設計を採用。さらに数十年前に製造された未使用のNOS(New Old Stock)光学ガラスを使用している。外観だけでなく、往年のレンズが持つ階調のつながりや立体感、背景の溶けるようなボケの再現を目指したという。

ブルーコーティングモデルは、柔らかな描写を残しながら発色とコントラストを追求。一方のノンコーティングモデルは、フレアや光のにじみを生かした表現を楽しめるとする。

絞り羽根は16枚。

鏡筒には7075アルミニウム合金を、フォーカスや絞りの主要機構には真ちゅう製の切削パーツを使用する。

レンズ先端には49mm径、付属フードの内部には55mm径のフィルタースレッドを備える。フード内部にフィルターを装着する際は、干渉を避けるため薄枠タイプを推奨している。

ブルーコーティング
ノンコーティング
作例提供:株式会社焦点工房
作例提供:株式会社焦点工房
  • マウント:ライカM
  • 対応撮像画面サイズ:35mmフルサイズ
  • 焦点距離:75mm
  • レンズ構成:4群6枚
  • フォーカス:MF(距離計連動型)
  • 絞り範囲:F1.9-16
  • 絞り羽根:16枚
  • 最短撮影距離:0.7m
  • フィルター径:49mm
  • 外形寸法:約58×82mm(マウント部を除く)
  • 質量:約340g
  • 価格:32万3,000円(ブルーコーティング)、34万7,000円(ノンコーティング)
飯塚直

パソコン誌&カメラ誌を中心に編集者として活動後、2008年からフリーに転向したフリーランスエディター。商業の大判プリンターから家庭用のインクジェット複合機、スキャナー、デジタルカメラなどのイメージング機器が得意。現在、1児の父。子供を撮影する望遠レンズと、高倍率コンパクトデジタルカメラの可能性を探っている。