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ニコンCapture NX-DのMac版に不具合

フォルダ名変更で画像が消える恐れ

ニコンは1月7日、現像ソフト「Capture NX-D」のMac版(Ver.1.1.0~Ver.1.3.0)で、Mac OS X 10.10と10.11において不具合が発生すると発表した。

Capture NX-DのMac版ではルートディレクトリにあるフォルダの名称変更はできないが、Capture NX-D上で表示されているルートディレクトリにあるフォルダのフォルダ名部分をダブルクリックして名称変更操作をすると、フォルダ内の全ファイル(画像、動画、テキストファイルなど)が削除される場合があるという。

削除されたファイルは復元できない。同社では、対策版を1月末に公開するとしている。

対策版のインストールまでは、ルートディレクトリに画像などを入れたフォルダを置かないよう呼びかけている。画像などのファイルは、“ユーザ”下に作られたホームフォルダ(デスクトップ、ピクチャ、ムービー、書類などの場所)の中など、または、外付けドライブに入れることを推奨している。

Capture NX-Dは、Capture NX 2の後継となる無償の現像ソフト。

(本誌:武石修)