大分キヤノンが「総合技術棟」を新設

キヤノンは8月4日、大分キヤノン安岐事業所内に総合技術棟（仮称）の新設を決定し、2016年内の稼働を予定していると発表した。総投資額は約133億円。2016年年初に着工する。

大分キヤノンは、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、EFレンズなどの生産を行なう子会社。九州地区はキヤノンのデジタルカメラの一大生産地としている。

同社ではデジタルカメラおよび交換レンズ生産の国内回帰や内製化を推進していくとし、今後はカメラ生産技術をさらに高めていく必要があるとする。大分キヤノンに新設する総合技術棟には、生産技術部門、製品技術部門、生産工機部門などが集結し、効率性の高い生産体制の確立を目指す。

所在地は大分県国東市安岐町下原710番地。建築面積は約6,600平方m、延床面積は約1万9,700平方m。